組合員を食い物にし、腐った内部抗争に明け暮れる 今こそ東労組と決別しよう

動労千葉に結集し、ともに闘おう!

異様な臨時中央委員会

東労組の分裂=瓦解が決定的な状況に至ろうとしている。
11月20日、東労組は、臨時中央委員会を開催した。委員長の石川自身がその目的を「第一に『週刊現代』と闘うこと、第二に『JR東日本を良くする会』(※)は組織破壊集団であると明確に規定すること」と語っているとおり、異様な中央委員会であった。そして、次のことを「決定」したという。

1.嶋田らは権力の側に身を委ねた組織破壊者である。
2.「JRを良くする会」は組織破壊集団である。
3.「良くする会」署名組合員は、1月10日までに本部に撤回の意志表示をしない者は組織破壊者と判断する。
4.5名の組合員の「除名」。新に18名に対し「制裁審査委員会」を設置する。

新労組、脱退、告訴……

これに対し、「良くする会」側も12月4日に東京で総会を開催し、その後に記者会見を行ない、2月をメドに東労組を脱退し、新労組を結成することを明らかにしている。
それだけではない。6月のJR総連大会では、全議事日程が「JR九州ユニオン」(JR総連九州労)への弾劾に費やされ、九州ユニオンは7月の大会で組織丸ごとJR総連を脱退している。
また、「良くする会」側は、9月に、東労組役員ら22名を「傷害容疑」を告訴。10月には東労組の財務関係書類の閲覧などを求めて「情報公開請求訴訟」をおこしている。傷害容疑での告訴は、運輸車両部会の合宿で、反本部派の長野地本組合員が、徹底的な吊し上げを受け、「うつ病」を発症したことを理由としたものである。
さらに千葉では、東労組東京地本の副委員長が、任期途中で役員を退任し、助役に発令されて新検見川駅に送り込まれたてきたり、八王子地本の専従経験のある革マル分子が幕張車両センターに送りこまれてくる等の異常な人事が相次いでいる。

もはや労働組合ではない

このおぞましい抗争の背後には、会社と手を結び、別荘だ、マンションだ、高級車だと、組合費等を湯水のように使い込んでいる現実がある。そもそも、内部抗争の始まりそのものが、方や松崎、方や嶋田を筆頭とした革マル同士の利権争いに過ぎなかった。
これは、東労組・革マルが、労働組合とは完全に別物の反動的利権漁り集団に転落したことを示している。首切りと民営化の手先となり、会社と手を結ぶことによって手に入れた権力や地位、利権を守ることだけが目的となって、ついに昨日の同志を権力に売り渡し合うまでに腐り果てたのである。
現場の労働者を食いものにし、組合員の利益とは全く関係のないところで、革マルがらみの内部抗争に明け暮れる東労組は、もはや断じて労働組合ではない! 今こそ、勇気をもって東労組と決別しよう。職場に闘う労働組合をつくり直そう。労働組合とは労働者のためのものだ。動労千葉に結集しともに闘おう。

※「JR東日本を良くする会」は、嶋田派が結成したもの。新潟・長野を中心に1900筆の署名を集め、制裁中止の要請書を東労組の大会に提出した。

腐った癒着関係の継続

同時に、絶対に許すことができないのは、この事態に対するJR東日本会社の対応だ。JR東日本は、東労組が、もはや会社に抵抗のポーズすら示すことができないことを見透かして、革マル・松崎との腐った癒着関係-異常な労務支配を続け、この時とばかりに職場への徹底的な合理化攻撃を加えようとしている。
館山運転区や木更津支区の廃止を始めとした運転基地の全面的な統廃合攻撃、来年4月からの駅業務の全面的な外注化・契約社員導入攻撃、「ライフサイクル」提案など、これまでの職場の在り方や労働条件、団結を根本から覆すような攻撃を一挙に強行しようというのである。
そして、革マル・松崎は、自らの命ごいのためにこれを全て認めようとしている。基地統廃合には反対の声すらあげず、駅業務の外注化は8月に妥結・全面容認し、ライフサイクルもすでに事実上容認しているのだ。

今こそたちあがろう!

こんなことを許していたら大変なことになる。今こそこの現状を変えるためにたちあがろう。職場から闘う労働組合をつくり直すことは可能だ。
労働者を支配する道具として革マルを抱え込んだことは、JR東日本の最大の矛盾であり弱点だ。ここを突き崩せば、これまでのように、どんな合理化も、職場支配も、右から左に通用するなどということは絶対にできなくなる。
革マルの結託体制に職場から反乱を起こそう。その小さな一歩はJR全体を揺り動かすテコとなる。動労千葉に結集しともに闘おう。