第44回動労千葉定期大会の成功をかちとろう /貨物における闘いの課題 

55歳・基本給7割打破!

 一番の課題は、「満55才に到達した社員の基本給月額は、その者の55才到達月における基本給月額に70/100を乗じて得た額」とする、「60歳定年実施に伴う社員規程」の大改正だ。
1990年(平成2年)4月1日から施行されたこの規程は、以来25年間、期末手当だけではない、貨物に働く労働者に対する低賃金政策の最たるものだ。業務内容は何一つ変わらないのに、一気に10万円以上の賃金が下がる。あまりにも酷い。みんな怒っている。
会社は新規採用を停止し、要員が不足するという「時限爆弾」を抱えながら、55歳以降基本給7割、60歳以降の嘱託社員(千葉でいえば基本賃金15万円)という低賃金で労働者をこき使い、「鉄道事業部門」の黒字化をめざすというのだ。
自分たちのためにも、青年労働者が希望をもって働けるよう、定年延長の実施とともにこの制度はなんとしても変えなくてはならない。

運転士の高齢者対策

就業規則では、休憩時間の配置等として、「勤務の途中において一括又は分割して付与する」とし、法的に一定時間以上の連続休憩時間を設定する義務はないとしながらも「しかし、夜間睡眠のための休憩時間については、社員の疲労回復の観点から原則として継続4時間を確保する」という基本的考え方が示されている。
経営計画では、「要員については、運転士の勤務体制の見直しなど、輸送効率の向上を引き続き検討しダイヤ改正施策を通じて深度化していく。現業・非現業を通じて、社員一人ひとりの働き度の向上によるスリム化を図る」と、この考え方はどっかにいってしまった。
着点呼から発点呼まで4時間・3時間を切る仕業が多くある。乗務が終われば、「きつい・眠い」「疲れが抜けない」という声が、いろんな職場・詰所から聞こえてくる。
災害時も、貨物列車の運転整理は後回しにされ、機関車に14時間以上乗りっぱなし、拘束時間が24時間を超え、明け明けという、32時間を超えることがあった。どれだけ苦労して安全を守っているのかということだ。
運転士の高齢化が進む中で、余裕のある要員の確保と仕業緩和、適正な労働条件の確立は、運転保安そのものの課題だ。

戦争協力拒否!

資本主義という競争社会が戦争を起こす。どんな奇麗ごとを言おうが、戦争とは資本家の金儲けのための手段である。経団連は「武器輸出を国家戦略に」と要求している。だからこそ、中曽根は「国鉄の分割・民営化で労働運動を潰し、お座敷を綺麗にして新しい憲法を安置する」と言ったのだ。
資本と闘えない者は、戦争政策とは闘えない。俺たちの労働は社会のためにある。いまこそ、分割・民営化に率先協力した日貨労の大ペテンを暴き、戦争法案成立阻止・軍事輸送拒否=戦争協力拒否の貨物労働者の団結した闘いをつくりだそう。全国の貨物職場に動労総連合を建設しよう!
定期大会の成功かちとり、すべての闘いを、反合・運転保安闘争として、55歳・基本給7割打破!大幅賃上げ獲得の16春闘へ、高齢者対策確立の3月ダイ改闘争へ、戦争法案絶対阻止! 11月集会を結節点に、闘う体制を確立しよう。団結して、65歳まで安心して働ける労働条件を確立しよう。

動労千葉第44回定期大会
9月26日(土)13時~9月27日 DC会館