第43回定期大会二日目 大量退職問題を逆手にとった組織破壊攻撃を粉砕するために本気で闘う気持ちを新たにする大会になった

解雇撤回・外注化粉砕・運転保安確立・組織拡大! 大量退職問題を逆手にとった第二の分割・民営化攻撃と対決し、 今こそ職場に闘う労働組合を!  

第43回定期大会二日目

 大会二日目。冒頭14年度予算案が提起された後、質疑応答が行われ、14年度方 針案・予算案・スローガン案が拍手で確認された。また、スト権投票は100%で批准された。その後、各種委員の選出、大会宣言が採択された。最後に青年部の音頭で組合歌合唱、田中委員長の団結ガンバローで終了した。 【出された主な意見】 ◆検修業務の外注化は、乗務員にも影響している。小さな故障も基地に帰らないと直せなくなった。外注化は安全を破壊している。 ◆銚子派出では、外注化の結果、車両点検中に隣接線から凍結臨が発車したり、床下点検中に列車が動き出そうとしたり、生命に係わる事態が連続している。 ◆転削作業で作業ミスが多発している。車輪径の設定ミスや速発の取り付けミスど。そして指切断に行き着いた。外注化が引き起こしたものだ。 ◆車輪転削から国労組合員が放り出されるが、彼らは団交などやっているのか? 採用から1年しか経っていないプロパーだけでやらせるなど非常識。新しい転削機械が入るのにJRが関わらなくていいのか。 ◆CTSの清掃部門から3名の組合員が加入してくれたが、あまりに労働条件が低い。住宅手当さえない。同じ仲間として労働条件改善のために真剣にならなければいけない。10・1ストライキをきっかけにさらに組織拡大を勝ち取りたい。◆エルダー3名があと1年で退職になる。その後大量退職がはじまる。定年延長や65歳まで働ける職場の確保が死活的な問題。組合員の声を聞く場をもっと頻繁に設けてほしい。 ◆55歳になったが、「あと5年」ではなく「まだ5年ある」という気持ちでJR体制を倒すまで闘い続けたい。 ◆外注化は若者にとって何よりも切実な問題だ。働く場所が破壊される。年配の人も、若い人のために何が出来るか考えて本気で闘ってほしい。 ◆「エルダーになったからCTSに来る」ではなく、外注化を粉砕するために覚悟をもって来てほしい。 ◆休日勤務の欠行路の問題は「ハンドル率を上げろ」という本社からの指示だと言っている。全面的な労働強化になりかねない問題だ。 ◆産休や休職の者も要員に入れているので通常業務が回らない。連続休勤が起きている。 ◆総武緩行線・快速線で線路陥没が続けて起きた。運転保安闘争の強化が必要だ。 ◆来年3月ダイ改でさらに列車削減が目論まれている。「あやめ」「しおさい」の廃止も噂になっているるローカル線切り捨てを許さない闘いを。 ◆勝山駅が棒線化された。これは何を意味するのか。ローカル線削減につながる攻撃ではないのか。 ◆貨物会社は、期末手当が1・1箇月と1・3箇月だった。さらに55歳で3割減額だ。日貨労は血も流すといっている。さらに、ささいなミスに対して運転士への見せしめ的な締め付けが行なわれている。分割・民営化を打倒する闘いしかない。 ◆昇進差別は組織拡大にとっても重要な問題。みんなが試験を受け差別をはっきりさせて、それを打ち砕く闘いが必要。 ◆北嶋青年部長の現職復帰を勝ち取った。これからもライフサイクル反対の立場で闘う。 ◆佐倉の電留線にPCBの中間保管場が作られているが、環境に及ぼす影響や安全の問題はないのか追及してほしい。 ◆指令の質が悪い。一度乱れたら終車まで遅れる。申し入れを。  田中委員長総括答弁  全組合員が、外注化粉砕に向け、さらには大量退職問題を逆手にとった組織破壊攻撃を粉砕するために本気で闘う気持ちを新たにする大会になった。 何よりも10・1ストに全力で立ち上がろう。このストライキは、外注化反対闘争を新たなレベルに引き上げる闘いだ。外注化が安全と雇用をここまで破壊するのか、ということが現実の問題として突き付けられている。誰もが「明日はわが身」と感じはじめている。そして何よりもCTSから3名の仲間たちが動労千葉に結集してくれた。われわれは外注化によって労働者同士を分断し、団結を破壊する攻撃を打ち破ってきた。こうした地平をもう一歩前に進め、いつの日か絶対に外注化を粉砕する。その新たな一歩を踏み出すことが今度のストライキの獲得目標だ。 それと同時にわれわれは、「大量退職問題」に真正面から立ち向かう決意と方針を本定期大会と結成35周年を祝う会で打ち固めた。大量退職問題とは分割・民営化の歪みそのものだ。それを逆手にとって労組破壊攻を仕掛け、外注化を際限なくエスカレートさせようというのだ。この攻撃の前にあらゆる勢力が崩れ落ちている。しかしわれわれは断固として立ち向かうことを決意した。分割・民営化体制は全面的に破たんし、崩壊しようとしている。いい勝負になる。 大量退職問題とは「去るも地獄、残るも地獄」に他ならない。JRの職場は地獄のような労働条件になる。すでに本社はハンドル率を上げろと命令している。入出区は全部CTSにもたせるという話すらある。そうなったら運転士など何年もやっていられないような仕事になる。貨物では全面的な賃下げ攻撃が始まっている。そして安全が総崩壊する。今こそ闘う労働組合が必要だ。本格的な組織拡大を実現するチャンスのときが来ている。 さらに、二度と戦争を許さないために全力で立ち上がらなければならないときがきた。集団的自衛権の行使など絶対に許してはならない。社会丸ごと民営化を許してはならない。安倍政権を打倒しよう、11・2労働者集会の成功をかちとろう。