第22回動労総連合定期全国大会を開催

動労総連合の飛躍をかけて、組織拡大闘争に総決起しよう!

1047名の解雇撤回! 反合・運転保安闘争の前進! 闘う労働運動の新しい潮流の本格的な発展をかちとろう!

12月9日・10日の両日、千葉市・パークサイドホテルにおいて、第22回動労総連合定期全国大会が開催された。
今定期大会は、千葉における館山ー木更津廃止反対闘争の勝利や組織拡大の実現、水戸における運転士登用差別事件の勝利判決、11月労働者集会の圧倒的成功がかちとられる中で開催された。
そして、現在の情勢の中で労働組合が歴史の最前線に登場する時代が到来したとの時代認識にたち、勝ち取るべき課題として、①1047名闘争勝利に向けて 原点に返って闘う、②反合・運転保安闘争の前進、③改憲阻止!闘う労働運動の新しい潮流の発展、④そして何よりも組織拡大に全組合員が総決起する、方針を 圧倒的に確立した。

安全問題や組織拡大等で活発な質疑

大会は、石井真一副委員長の開会あいさつで始められ、議長に荘司仁君(千葉)を選出して議事がすすめられた。
君塚正治中央執行委員長の挨拶後(発言要旨別掲)、執行部から経過が報告され、その後2007年度運動方針案、予算案がそれぞれ提起され、1日目の議事を終了した。
2日目の議事は各単組からの質疑が行われ、活発な議論が展開された。
◎質疑応答での主な意見
◆広島・岡山地区に自動改札機が導入され、配転攻撃が行われる状況だったが、スト通知を行いはね返した。職場でのアンケートで「きつい」の意見が多い。また、一人勤務になる時間帯があり追及している。(西日本)
◆尼崎事故から2年を経たが、会社は「106名の追悼」と言っており死亡した運転士は殉職扱いにもなっていない。(西日本)
◆平成採の運転士は、1ヶ月に3回も休勤をやっている者もおり、精神的にまいってしまい、3ヶ月降りた者もいる。(水戸)
◆部品の欠落やグリーン車の制輪子がすり減って無くなっている状況があるなど、このまま外注化が進んだら安全が崩壊してしまう。(高崎)
◆ベンディングから検修に戻った仲間も多くなり、組合内に検修協議会を立ち上げた。531系車両を5名でやっているが、時間内に終わらない状況だ。千葉のように要員増をかちとりたい。(水戸)
◆211系の故障が多く、毎日残業になっている。組織拡大では、労働者としてどのように生きるのかを訴えてきた。そして諦めないことが重要。(千葉)
◆貨物は要員問題が深刻で、列車に穴が空いても構わないとの決意でやりたい。(千葉)
◆館山ー木更津廃止闘争に勝利し、職場の雰囲気は1ヶ月で一変した。これからは組織拡大に向けて頑張る。(千葉)
◆先日支部大会を開催し、組織拡大と強制配転者の原職復帰に向けて闘うことを決定した。(千葉)
◆西日本会社がアンケートを行ったが、要員問題が一切ない。しかも「社員の安全意識が低い」との思想教育を行っている。安全ミーティングの中で追及している。(西日本)
◆韓国民主労総の大会に参加したが、行って、見て、聞いて、感動した。11月労働者集会に1万人集まれば社会を変えられると実感した。(千葉)

質疑応答に対する執行部からの答弁が行われた後、スローガン、方針案、予算案が満場の拍手で採択された。
方針採択後、スト権1票投票が行われ、100%で向こう1年間のスト権が確立された。
そして、大会宣言が採択され(裏面参照)、最後に君塚中央執行委員長の音頭で団結ガンバローを三唱して、第22回動労総連合定期全国大会は成功裡に終了した。

突破口は切り開いた。組織拡大の本番へ!
中央執行委員長 君塚 正治

今、サブプライムローン問題が騒がれているが、破綻ははっきりしている。さらに原油高で世界中が大変な状況だ。一方、日本では民営化 攻撃が激しくなっているが、本来民間でできないことを官がやってきた。結局、資本主義が行き詰まる中で官まで手を出さなければ生きられない状況になったと いうことだ。7月の参院選で自民党が大敗した。闘わなければ生きていけない労働者の怒りが爆発した。
11月集会には5700名が結集したが、1万人に届かなかった。しかし、若者も含めて新たな層が結集し、勢いもあった。ここに将来の展望を見ることができる。
分割・民営化から20年、矛盾が噴出している。とくに要員問題は深刻だ。要員は安全に直結する問題であり、全力で闘う必要がある。また、1047名闘争 も「4者・4団体」が解雇撤回を取り下げる状況だ。問題は、1047名全体が中心となって、全国に呼びかけて大闘争を展開することだ。動労千葉が、2名の 組織拡大を実現した。突破口はできた。これからが本番だ。各単組での取り組みを強化し、動労総連合の闘う伝統を守りぬこう!