第11回 強制出向無効確認訴訟 文書提出命令申立却下

すべての契約書を今すぐ明らかにしろ!

6・7集会へ全力で結集しよう!

 5月22日、動労総連合・出向命令無効確認訴訟の第11回裁判が行われた。千葉、水戸、高崎の当該組合員を先頭に各支部、支援の仲間が傍聴にかけつけた。

 水戸・高崎での矛盾を追及

前回までの千葉に関する主張に続き、今回の裁判では、まず水戸や高崎における委託契約書と職場での現実との矛盾を追及した。
契約書では、業務の発注はあくまで書面で行うことになっている。しかし、現実には口頭での発注は日常的に行われている。
また、外注先の作業責任者は「関係法令や規程に精通した者」でなくてはならない。しかし、実際に業務についたこともない者が作業責任者になっている。
物品や規程類などもJRのものがそのまま使われている。さらに、高崎では作業ダイヤに人の割り付けまでJRが行っていた。組合の追及で行われなくなったが、実態は偽装請負そのものなのだ。
開示された一部の契約書だけでこれだけの矛盾が明らかになった。JRは、車輪転削業務に関するものなど、重要な契約書をいまだに隠している。さらに悪事を暴かれることを恐れているのだ。

都合の悪い契約書を隠すな!

真実を明らかにするために、すべての契約書を開示させることは当然だ。
組合側は契約開示を命じるよう裁判長に要求した。しかし、裁判長は「今出ている証拠で十分。総括的主張をまとめるように」としてきた。
「契約書をすべてだせ!」
傍聴席も一体となった追及に追い詰められた裁判長は、契約書開示を求める文書提出命令申立てを「却下する」としてきた。法廷はさらなる怒りに包まれた。
あくまで「総括的主張をだせ」とする裁判長の反動的な訴訟指揮への怒りも爆発した。裁判長もついには、まずJR側に反論の書面を出させること、組合側から続発する外注化による事故についての主張を提出することを認めざるをえなかった。
事故続発の現実は、外注化が安全を崩壊させていることを何度も明らかにしている。ここが外注化の弱点だ。徹底的に追及し、JR・裁判所を追い詰めよう。職場闘争と一体で裁判闘争を闘いぬき、外注化を粉砕しよう。6・7国鉄集会への大結集を実現しよう。

◎次回裁判
  9月11日 11時~
東京地裁 527号法廷