第55回定期委員会-分割・民営化総決算との対決 「闘いなくして安全なし」核心を胸に刻もう

06年後半戦-労働者の歴史を画する決戦へ!

第55回定期委員会が開催された

反合・運転保安確立こそが原点
新たな闘争体制の確立を確認!

第55回定期委員会が、6月18日DC会館で開催された。06春闘-安全運転闘争-尼崎事故一周年汽笛吹鳴行動、何よりも4・6幕張 構内事故闘争を中心とした、職場からの「闘いなくして安全なし」にかけた闘いを総括し、今秋~来春に向けた新たな闘いの課題として、基地統廃合攻撃-「木 更津運輸区」新設攻撃、そして07年憲法改悪阻止に向けて、継続審議となっ改悪、共謀罪新設、国民投票法案、防衛庁の防衛省への格上げ法案など、今秋闘争 として、その結集軸となる、11月5日の全国労働者集会に1万人の大結集を勝ちとっていくために、全力で決起していくことを確認した。

労働者にとっての歴史の転換点
現場からの闘いが時代を変える

定期委員会は、議長に、山田繁委員(館山支部)を選出したあと、冒頭、本部田中委員長があいさつを行い(要旨別掲)、続いて来賓とし て、動労千葉を支援する会・山本事務局長が、「幕張構内事故の翌日からの、街頭宣伝行動にJR当局は弾圧体制をしいてきたが、ビラ配りの浸透力に最後には 姿も見せなくなった。沸き返るような職場からの闘いに、共に闘っていく。現在、労働災害が膨大に起こっている。事故責任転嫁に対する激しい怒り、全ての責 任は資本にある。国際連帯の力が、アメリカからはJR本社に弾劾の声明が送られている。韓国では、未組織労働者の圧倒的結集を通して、大きな産別労組に作 り変えていく闘いに入っている。11月労働者集会には1万人決起を勝ちとっていきたい」とあいさつを行なった。

主な質疑応答!

①、分割・民営化の総決算攻撃の軸をなしている、基地統廃合攻撃-「木更津運輸区」新設提案が出て以降、現場では現地調査が行なわれている。職場の問題は最大の労働条件に関わることであり、組織破壊を許さず闘っていきたい。(木更津)
②、6月9日に「木更津運輸区」の提案があったが、合理化には絶対反対の立場で闘い抜く。蘇我運輸区新設に続く第2、第3の基地廃止攻撃に対して、団結を強化して頑張っていくことが重要だ。(銚子)
③、4月6日の幕張構内事故をめぐる状況を、逐一組合員に知らせてきた。東労組の携帯解雇での対応との決定的な違い、処分策動粉砕の取り組みが、労働組合の存在意義そのものを問う闘いとなっている。(銚子)
④、安全運転闘争への不当処分に対して、労働委員会闘争に入ることが出された。昇給にも影響する戒告が出ていることから、裁判闘争に入るべきではないのか。争議への不当な支配介入などを勘案しての判断と考えるが、 分撤回の闘いとして、現場の闘い抜きに勝利はないと考えている。(幕張)
⑤、貨物職場では、慢性的な要員不足で指導員が乗務するなど、本当に人が足りない。仲間にしわ寄せが行くので無理して乗っている状況にあるのが現実だ。要員を寄越せという闘いをやっていきたい。(新小岩)
⑥、いすみ鉄道では、本当に人がいない。運転士8名、交番8名で予備がない。契約社員3名で予備のところを埋めているのが実態だ。10月に1名退職となる が、補充もわからない。10月1日からのダイ改で、2往復半の増発により、乗務率が20%増となる。交渉を含めて相談していきたい。(いすみ)
⑦、7月19日、営業分科会の総会があるが、強制配転者20名中、7名の銚子支部所属組合員がいる。一日も早く原地原職に戻し、共にストライキに決起していきたい。(銚子)
⑧、3月ダイ改での、217系車両の鎌倉移管、錦糸町派出廃止以降の問題点として、実際、仕業から仕業まで、「故障シール」がそのままとなっていることなどが頻発している。今後も実態把握に努め、復活要求に結びつけていきたい。(車技)
⑨、貨物では、いまだに夏季一時金が決まっていない。格差を許さない闘いを構築していきたい。(新小岩)
⑩、早期退職制度について、4月1日以降も継続となっているのかなど、変更点について一度、日刊等で明確なものにして出しておくことも重要だ。(銚子)
⑪、労働学校への参加によって意識を変える意味は大きい。学習会など地道に行なっていきたい。(津田沼)

等々、意見と質問、決意を含めた質疑応答により、今秋の政治決戦へ向け、何よりも基地統廃合攻撃という組織破壊攻撃の打破に向けた、新たな闘争体制の構築に全力で決起していくことが意志統一された。

「闘いなくして安全なし」のスローガンの核心を胸に刻もう!
(本部・田中委員長挨拶要旨)

今日を期して木更津運輸区新設-基地統廃合粉砕の闘争体制を作る!

3月10日からの安全運転闘争~幕張構内脱線事故闘争の渦中にあり、反合・運転保安確立こそ動労千葉にとっての原点、団結の中心と なっている闘争だ。今年の後半戦の新たな方針を決定していく定期委員会であり、歴史の転換点-労働者が社会を変える主人公だ。戦後史を画する重要法案が秋 の臨時国会に持ちこされた。05年から07年労働者の未来を分かつ決戦と言ってきた。この10年間で公式発表だけでも400万人を越える非正規雇用化が進 められ、5世帯に1人が年収200万円以下に落としこめられた。医療制度改悪では、数10万床の医療ベッドが廃止される。労働契約法制は、労基法と切り離 されて独自の法案を作るものであり、8時間労働制の解体、少数組合は存在する基盤さえ奪われる。
安全運転闘争から幕張構内事故闘争と100日間闘争を続けている。事故は労組の課題とならないとされていた。そこに立ち向かった船橋事故闘争からの原点 がここにある。「闘いなくして安全なし」核心を胸に刻もう。安全という問題は、闘いによって資本に強制させることなくして成し遂げられない。闘いは継続中 であり、力関係であり、気を抜いてはならない。
1047名闘争の画期的状況を、動労千葉を排除して、「四党合意」と同じ道-政治嘆願に卑しめる画策がはじめられている。1047名闘争は、労働者の未 来のかかった位置を持ったものであり、大民営化攻撃との結集軸となる闘いだ。けん引し勝利させなければならない。
木更津運輸区新設-基地の全面的大再編攻撃だ。今日を期して闘争体制を作る。職場を守る。どんな攻撃にも揺るがない団結を作る。分割・民営化体制の総決 算攻撃が始まっていると見なければならない。JR総連の大会は、「動員に一切参加しないとする指示」を出したJR九州ユニオン一色で終わった。東労組も、 事実上分裂状態であり、根本の体制が大きく揺らいでいる。いまこそ本格的組織拡大に総決起していく。
11・5労働者集会に、全国の怒りの声を総結集したい。1万人結集を実現させ情勢を揺り動かしていく。