第13期労働学校布施宇一顧問実践編で講義 闘いの歴史と職場での実践語る

 8月24日、第13期労働学校実践編で布施顧問を講師に招き、動労千葉の反合・運転保安闘争をテーマに、「私が職場でやったこと」と題して講義が行われた。動労千葉組合員をはじめ、下請け会社ごとの解雇攻撃と闘うちば合同労組モリタメディック分会の仲間も参加した。

労働組合の根幹は「オルグ」
 船橋事故闘争以来の反合・運転保安闘争を確立し、三里塚との労農連帯を築き、国鉄分割・民営化と対決し抜いてきた動労千葉の闘いの歴史。布施顧問は、その中心で実際に闘い抜いた経験から、労働組合の根幹はオルグにこそあると提起された。
「オルグは、方針を全体化するための必須条件であると同時に、指導部が職場・生産点を把握するための必須条件」「組合員には自分自身の考えがある。方針を提起することも大事だが、現場の話を聞くことこそ大事。その上で、方針への確信は絶対に譲らない」。方針の正しさも、現場組合員との呼吸の中でこそ生まれてくる。 三里塚へのジェット燃料輸送阻止闘争で、「拒否から阻止へ」を掲げ日常闘争へと組織するオルグは多くの困難を伴った。しかし、そうして空港開港強行後も闘いを継続して組合員5割動員を勝ち取り、方針の正しさを証明した。
国鉄分割・民営化との闘いも、長期にわたる政府・会社当局とのオルグ戦でもあった。
まともな闘いもオルグも出来ずに後退を繰り返して崩壊した総評に対し、動労千葉は全組合員・家族を含めて全力のオルグにたち、団結を守り抜くために解雇覚悟でストにたった。民営化後も「組合員の総決起抜きに解雇撤回なし」とオルグし、全員が解雇撤回闘争を担って団結を守り抜いた。
最後に、「動労千葉の原則的な闘いだけが情勢を切り開ける」と外注化阻止闘争の重大さを訴え、現在の動労千葉最大の課題である組織拡大、とりわけ青年の獲得に向けた闘いへの檄を発した。


 ―次回労働学校―
基礎編
「資本主義とはどういう社会か」
9月21日(土)13時~ 講師 鎌倉 孝夫(埼玉大学名誉教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)

実践編
「韓国民主労総の非正規職撤廃闘争」
10月26日(土)13時~ 講師 金 元重(千葉商科大学教授・国鉄闘争全国運動よびかけ人)