申35号に基づく千葉支社団交報告㊦ 定年延長しないのであれば、JRで就労できるようにしろ!

大量退職を利用した組織破壊攻撃を粉砕し、65歳まで働ける職場と労働条件の確立を!

定年延長しないのであれば、JRで就労できるようにしろ!

(8099号から続く)
組合 会社は、16年度退職者でエルダーを希望する者に関する団体交渉で「外周区には就労場所がな い」旨の回答を行うなど、エルダー制度が破綻していることが明らかになった。グループ会社で就労できないのであればJRで直接就労させるべきだ。就業規則 にも「会社(JR)において勤務させることがある」と明記されている。これに踏まえてJRで働かせるべきだ。
会社 外周区におけるグループ会社の枠は小さい状況にある。会社としても拡大に努めているが、企業がなく厳しい状況だ。
組合 それならなおさら、JRで働かせるしかないじゃないか。
会社 JRで働かせることについては、千葉支社で判断することはできない。エルダー制度は出向が原則であり、人材育成の役割を担うことを前提に考えている。アドバイザー、マイスターという位置づけの人たちだ。現在、アドバイザーが9名JRで働いている。
組合 出向が前提だというが、前提などとは規定していない。その上でJRで勤務することがあるという以上、JRで働くことに何が問題があるのか。
定年延長をすれば済む話なのに、会社が拒否しているから現在のように混乱しているのだ。人材育成という点なら、皆ベテランであり、人材育成ができる技量もある。就業規則違反にはならないはずだ。
会社 これは本社判断で行っている。
組合 アドバイザーを指定するにあたっての条件は何か。本社は個人のことを知らないはずだ。
会社 人選、上申するのは千葉支社になる。
組合 外注化で出向している者も技術指導という名目で出向させられており、運転士や検修も含めていくらでも技術指導はできる。あとは会社の判断だ。
会社 ここで言う技術指導とは、訓練や教育等ができる指導的立場をさしている。一般的な技術指導ではない。
組合 組合側がこうしたことを主張するのは、会社が「外周区は就労先がない」と回答するなど、エルダー制度が破綻しているにもかかわらず定年延長をしないからだ。組合としても会社が理屈が立つ内容を提示している。そのくらい現場は切実だということだ。
会社 定年延長はまだできないが、JR勤務については今後の課題として残っていると考えている。

CTSー要員不足で清掃できずー本人希望に基づき勤務地変更を!

組合 16年度のエルダー希望者では、大半が本人希望と異なる業務、勤務地が提示され、エルダー になってからの方が通勤が長くなっている。この関係も、就業規則に「業務上の必要がある場合、転勤を命ずる」と規定していることから、本人希望と異なる業 務、勤務地となっている者について、本人が希望する業務、勤務地への異動を行うべきだ。
会社 ここでいう「必要がある」とは職場の要員需給や、就労先会社の組織形態が変わった場合、あとは介護が必要な状況になった場合など社会通念上の問題を指している。
組合 CTSではこの間、要員不足で車両清掃業務がまともにできない状況が続いている。とくに京葉事 業所では特掃もできないほど要員がいない状況だ。それを示すように求人誌にはCTSの各事業所が一斉に広告を載せている。さっき会社は「要員需給」と言っ ていたが、まさに今、要員問題が発生している。一方、京葉の繁沢副委員長には錦糸町を指定し、その他にも京葉を希望した者に幕張を提示するなど、理屈に合 わないことを平然と行っている。今からでも転勤、あるいは提示内容の変更はできるはずだ。
会社 CTSが募集しているのは、雇用形態に合わせて行っているはずだ。契約やパート等の枠とエルダーの枠では話が違ってくると考えている。
組合 大量退職が始まり、今後はエルダーの数も3倍に増えることになる。そうであるならばエルダーの枠そのものを増やすしかないはずだ。実際に京葉で要員が足りなくて募集している。それなのに京葉に入れないという会社の対応はおかしい。
会社 清掃は、短時間勤務もあり、そうした部分での採用ではないか。
組合 求人募集しているのにエルダーで入れないこと自体、組合差別としか考えられない。
会社 京葉事業所の関係については調べることにする。
組合 この間、「外周区の就労先はない」旨の回答をしているが、17年度のエルダー希望者で外周区=居住地に近い勤務地を希望する場合も同じ状況になるのか。
会社 それは、今後、CTSとの調整になる。千葉支社としては外周区の枠をできるだけ確保したいが、それが希望通りにいくかどうかは現段階では分からない。
組合 繁沢さんが錦糸町を提示されたが、検修だけの希望だったらどう対応したのか。
会社 清掃が第1希望であったので錦糸町にした。検修だけだったら、第1希望に合わせて勤務地を提示した思う。
組合 議論した内容に踏まえ、面談時には丁寧に説明を行うこと、本人希望に基づく職種、勤務地への配置を行うことをあらためて徹底することを要求する。
会社 組合側の要求内容については理解した。
(終了)