日貨労委員長「汗を流し、血も流す」と、会社への奴隷的な屈服を表明

11・2労働者集会総決起で
 貨物経営破綻と闘おう!

 JR貨物の経営危機が一層深刻化しています。分割・民営化の過程で「貨物安楽死論」が主張されたため、貨物鉄道のあり方についてまともな議論もされませんでした。

 JR貨物をめぐる動き
 JR貨物は、経営安定基金すら積まれなかったため、発足当初から一方では徹底した合理化・要員削減と賃金抑制、他方では税制上の優遇処置、線路使用料の抑制を延々と継続する等の政治的判断によって経営を維持してきたにすぎません。
分割・民営化当初1万2千人いた要員は今や6千人を切りました。人件費を半分に削っても長期債務は1千8百億円と倍増しているのです。
10月6日、東海地方に上陸した台風18号の影響により、東海道線由比~興津間で土砂流入が発生し、不通となりました。16日に全面復旧となりましたが、約15億円の減収が見込まれるそうです。人件費を削りに削ってはじきだした昨年度の経常利益の約半分です。分割・民営化の矛盾以外の何物でもありません。
「中期経営計画2016」では、2016年度までに鉄道部門の黒字化を実現するとして、徹底した賃金抑制攻撃をはじめ、福利厚生の切り捨て、諸手当の見直し、乗務員勤務制度改悪、基地統廃合、新採停止等、まさに第二の分割・民営化と言うべき大合理化攻撃に踏み出そうとしています。

根本的なことが問われている
 今の貨物の現実は、日本社会の現実そのものです。国の借金が1千兆円を超えた世界最悪の財政破綻国・日本は、巨額の量的金融緩和と財政出動を柱とした「アベノミクス」を掲げて「今日」をしのいできました。
しかし、GDPのマイナス、貿易赤字の恒常化と「アベノミクス」は明らかに崩壊しはじめました。貨物の中期経営が破綻することは明らかです。
日貨労の大会は委員長が「このままでは木端微塵に粉砕される。これからは諸手当の問題、働き度の向上などについて汗を流し、血も流す」と、会社への奴隷的な屈服を表明して終わりました。
そういうことではないのです。貨物の経営破綻・賃金削減や安倍政権の社会丸ごとの民営化、首切り自由、消費増税と、結局は戦争に動員することも含めて、すべての失敗のツケを労働者への犠牲に転嫁することとどう闘うのかということです。
「おかしいことはおかしい」と団結して闘うという労働組合の根本的なことが問われているのです。「貨物改革」という日貨労の化けの皮を剥がさなければなりません。

11・2貨物総決起で新たな闘いを
 動労千葉は第43回定期大会で、65歳まで働き続けることのできる職場・労働条件をかちとるために、組織拡大闘争に総決起し、反合・運転保安闘争を全力で強化することを決定しました。
11・2労働者集会は、全面的な外注化へ突き進む国鉄分割・民営化=JR体制打倒、1047名解雇撤回の国鉄集会として、戦争・民営化と闘う国際連帯の大集会です。
なによりも、新自由主義政策の全面的破綻=貨物の経営破綻と、その労働者への攻撃と立ち向かう大集会です。11・2総決起から貨物労働者の未来を切り拓く新たな闘いを開始しよう!

世界の労働者と団結し、戦争と民営化の道を許すな!
今こそ闘う労働組合を全国の職場に!
11・2労働者総決起集会
■東京 日比谷野外音楽堂(日比谷公園内)
■11月2日(日)正午時より