強制出向命令の無効を求めて東京地裁に提訴

業務外注化-強制出向粉砕!
強制出向命令の無効を求めて東京地裁に提訴

動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎の強制出向させられた組合員53名が原告に!
安全の崩壊と労働者の権利を破壊する外注化と出向を粉砕しよう!

強制出向無効の裁判提訴に向かう原告代表団。12月26日、東京地裁前

 12月26日、動労千葉、動労水戸、動労連帯高崎の強制出向させられた組合員53人は、強制出向命令の無効確認を求める裁判を東京地裁に提訴した。そして、提訴後、司法記者クラブで記者会見を行い、業務外注化と強制出向の違法性と、労働者が置かれた現状に対して労働組合が闘うことの必要性などを訴えた。
 外注化ー強制出向粉砕へ、団結して職場闘争をガンガン闘い、そして裁判闘争において偽装請負の事実、強制出向の違法ー不当性を徹底的に暴き出し、絶対に勝利しよう!

本人の同意もない!戻る場所もない事実上の「転籍」だ!
 まず何よりも、今回の強制出向は、業務そのものが鉄道サービス会社に外注化されたために、戻る場所がないということだ。団体交渉でもJR東日本は、戻るべき職場と業務がない場合には「出向の延長」を行うとしている。これは、戻る名所がない=「出向の延長」=実質的な「転籍」ということであり、違法行為そのものだ。
 また、民法においても、「使用者は、労働者の承諾を得なければその権利を第3者に譲渡できない」と規定されており、復帰を前提にした一時的な出向であっても労働者の同意が必要だとしているのだ。
 今回の出向は、本人の同意も全くない、労働協約も締結されていない、しかも、戻る場所もない実質上の「転籍」である以上、当然、無効だということだ。
 さらに、そもそも出向の必要性が全く存在しないということだ。
 JRも認めているように、そもそも鉄道サービスには、検修・構内業務を行うだけの技術力を持った労働者が存在しないこと、そのために業務を行う労働者を出向させ、しかも、JRとの窓口となる作業責任者もいないためにJRから管理者を大量に出向させているのだ。労働省告示37号では、「契約相手から独立して業務を行うこと」とされてるが、鉄道サービスは独立して業務を行うどころか、JRから出向した労働者と管理者、JRの工具や機械等々を使用しながら業務を行うなど、JR丸抱えで業務を行うということだ。これを業務委託などといえるはずがない。

労働者の団結を破壊し、争議権も否定する業務外注化!
 さらに問題になるのは、業務委託により鉄道の安全が崩壊するということだ。12月2日に発生した中央道・笹子トンネル事故は、道路公団の分割・民営化と業務外注化によってもたらされたものだ。今回の業務委託は、こうした安全そのものを崩壊させることは明らかだ。
 そして、今回の外注化と強制出向により、休日減をはじめとした重大な不利益が発生した。休日が減らされるということは、労働者にとってみれば死活問題だ。
 さらに、出向により、同じ職場で働く労働者が分断されたことにより労働組合の団結が破壊されるという重大な問題だ。しかも、業務外注化当日から動労千葉が行ったストライキの時には、「発注していないから」と言う理由で、委託した業務をJRが行うなど、労働者の団結権そのものを否定する行為を行ったのだ。
 こんな違法の限りを尽くした業務外注化と強制出向は、無効以外の何ものでもないことは明白だ。外注化ー強制出向粉砕!組織拡大へ全力で闘いぬこう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Time limit is exhausted. Please reload the CAPTCHA.