外注化阻止闘争の総括と11月労働者集会(下)

全力で11・4へ!

  全てが臨界点に!

 反原発闘争、反失業闘争、沖縄のオスプレイ配備をめぐる闘い、反橋下の闘い、それぞれが我慢ができない現実のなかで、ひとつ火を点ければどこから爆発し、燃え上がってもおかしくない現状にある。あらゆる問題について、労働者の側がここで踏ん張り切って団結を広げ始めたら、今度は間違いなく敵の側が崩れ始める。あらゆる矛盾がそういう臨界点、沸騰点に来ている。今が一番苦しいときかもしれないが、大きな可能性に満ちた情勢だ。
しかし、ひとつ欠けていることがある。労働組合が力を取り戻すための闘いだ。それが実現できれば、全てが力を得て動きだす。それを作るのが11月集会だ。11月集会の意義は、現場で全力をあげて闘いぬいた経験をひとつの力として結合することにある。労働者は自らをひとつの政治的な力に高めなければならない。

分割・民営化に決着を!
 1047名闘争でも、高裁での「解雇撤回・JR復帰」判決を求める署名運動がこれまでになく広がっている。われわれの力で国鉄分割・民営化に決着をつける運動に発展させたい。
25年間、本当にくやしい思いをしながら打ち破れなかったのが国鉄改革法の壁であった。「国鉄方式」などという言い方で、「全員解雇―選別再雇用」という民営化・外注化・労組破壊攻撃が、全ての労働者にのしかかる状況を生み出したのが国鉄改革法であり、国鉄分割・民営化だった。これが打ち破れたら、この間の非正規化攻撃の根幹が打ち破れる。6・29判決をもう一歩進め、国鉄分割・民営化攻撃に決着をつけよう。同時にこの闘いは、4・9政治解決でいったんバラバラに解体された国鉄闘争支援陣形をもう一回再団結する闘いであり、闘う労働運動再結集運動だ。11月集会が目指した課題の重要な柱が、具体的な形でもう一本立ったのだ。
10月11日、和解を拒否して闘い続けている国労秋田闘争団事件でひどい高裁判決が下りた。6・29判決が認定した、「不採用基準そのものが不当労働行為である」ということを全部覆したのだ。これをもう一度くつがえし、国鉄方式で首を切られ、非正規職に突き落とされた1千万を越す仲間たちの恨みをはらすところまで持っていく大勝負が11月集会を出発点に始まるのだ。

 国際連帯闘争の発展
国際連帯闘争も大きく発展している。10・1外注化をめぐって、われわれがストライキを闘っている期間中ずっと、民主労総ソウル本部は、「外注化・非正規化との闘いは全世界の労働者の共通の課題だ」「動労千葉が組織の存亡をかけて闘っているんだからわれわれが一緒に闘うのは当然のことだ」と、韓国の日本大使館前で闘いを展開してくれた。これは、涙が止まらないぐらい嬉しい出来事であった。この闘いの路線でいいんだ、国際的にも通用するんだ、労働者の共感を得て団結させることができるんだ、やってきた闘いは間違っていなかったんだと、あらためて確信を深めることができたのだ。

  11月集会に1万人を!
 連帯労組関西生コン支部は、今年、1400人の組織拡大を実現している。この組織拡大の闘いは、「このままでは関西生コン支部の10年後はない」と武委員長が訴え、その危機感から決断したものだったと高副委員長は提起している。さらに、「現場の組合員をその気させることができれば、一人ひとりの労働者がその力を持っている。それに責任をとりきることが組合役員の責任だ」とも提起している。これは本当に大事なことだ。11月集会を軸にわれわれが進めてきた運動も同じことだ。このままでは10年後はない。だが、情勢はわれわれに無限の可能性を与えてくれている。だからこそここでやりぬく。時代を変える。未来をつかみとる。こんな社会を変える。11月集会をそういう出発点にしよう。11・4集会の大成功に向けて団結して頑張ろう。

●11・3労働者国際連帯集会
◆11月3日(土)13時30分
◆千葉市商工会議所 第1ホール

●11・4全国労働者総決起集会
◆11月4日(日)正午
◆東京・日比谷野外音楽堂

●11・5日韓理念交流集会
◆11月5日(月)10時~17時

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