卑劣な監視・恫喝・不当処分をやめろ! これは譲ることのできない闘いだ

 われわれは10日から安全運転闘争に突入した。JRの安全が危機に瀕している。尼崎事故、羽越線事故、伯備線事故、山手線での線路陥没、鎌倉での217系車両の脱線、レール破断の頻発……。わずか数か月の間に重大事故が次々と起き、多くの生命が奪われた。

▼またも監視・どう喝!

千葉支社は、またも安全運転闘争を「会社の運行管理権を奪う違法争議」と言いなして、膨大に人数の管理者を動員し、闘いを圧殺しようとしている。
組合員は今、「処分」の脅かしと管理者による監視のなかで乗務し、安全運転闘争を行っている。乗務前の点呼時に「あなたの組合がやっていることは違法行 為だ。厳正に対処する」というどう喝を受けて乗務し、乗務中には二人の管理者が運転台に乗り込んで監視・現認が行われている。
うしろには多くの乗客が乗っているなかで、運転士に激しい精神的プレッシャー、処分のどう喝がかけられている。何という非常識!。こんなことが許されていいはずはない。

▼何という愚劣な行為!

この卑劣な監視・どう喝のために千葉支社のみならず、東京支社や本社からも管理者が連日動員されている。この監視・どう喝のために千人もの管理者を動員 するというのだ。一体何のためにこんな愚劣な行為を続けるのか!乗客と乗員の生命を守ろうという努力をなぜ監視・処罰しなければならないのか。ぼう大な管 理者を動員してこんなことをする前に、安全確保のために為すべきことが山ほどあるはずだ。
尼崎事故が起きようと、羽越線事故が起きようと、安全対策は無為無策。その一方で労働組合の安全を守るための活動を監視するためには無数の管理者が総動員される。これがJR東日本という会社の偽らざる姿だ。これが職場の現実なのだ。何という愚劣!

▼職場には「警告書」!

3月9日、職場には「警告書」が張りだされた。「社員は会社の発展に寄与するために本分を守って命に服せ」「会社の運行管理権を奪うかかる違法な争議には厳重に対処する」というのだ。
この警告書のなかにJR東日本という会社の本質が曇りなく示されている。労働者など、ドレイのように会社の命令に従っていればいいというのだ。安全とか 運転保安とか余計なことを言うなというのだ。普段は口を開けば、現場が大事とか言うが、現場の労働者が声をあげたとたんに「本分を守り命に服せ」とおど し、処分するのだ。

▼安全を真剣に考えろ!

その一方では、レール破断の多発に対する、「少なくとも当分の間、線路の巡回周期を増やすべきだ」という、ごく当然のわれわれの要求に対しては「そんな 必要はない。安全上問題はない」と開き直る。強風が吹き「早め規制区間」に指定されている北浦橋梁についても「抜本的な改修・強風対策には時間がかかるは ずだ。少なくともそれまでの間は、徐行板を建てて速度規制を行なうべきだ。もし北浦橋梁で羽越線のようなことが起きたら、列車は真っ逆さまに転落し、全員 の生命が失われることになる」と言っても、「強風対策は本社で検討されている」と言って何ひとつ判断しようとしない。
この会社は腐りきっている。安全運転行動への処分策動を許すな!JR東日本は、卑劣な監視、どう喝を直ちに中止しろ!安全運転闘争を貫徹しよう。