動労水戸との第2回車技交流会9/2 確実に深く強くなった団結のきずな

9月2日、DC会館において、動労水戸との第2回車両技術分科会交流会が開催された。

組合員の熱気が生み出した交流

前回、動労総連合の兄弟組合である、動労水戸との交流会実現のきっかけが、現場組合員同士の是非交流を持ちたいという熱意によるものであったように、今回は、第1回の水戸での開催に応える形で、千葉の地で行われることとなった。
実際、動労総連合の委員会など主要な動員で、水戸の仲間達とふれあうことはあったが、現場段階の問題点などを通した接触は、これまで互いに求めることは あっても実現まで達することができなかったのが実状だった。しかし、双方の進むべき道が同一であったからこそ、現場の闘いを何よりも大切にしてきたからこ そ、ここに職場からの運動をより発展させる交流会が実現することとなった。
千葉の地での開催ということもあり、千葉側は、検修部門最大支部である幕張支部を中心として、木更津、京葉、習志野、そして本部を交えて22名が結集、動労水戸からは8名の仲間が参加をした。
交流会は、前回がその後の車両技術分科会のめざす方向性を確立したように、より現場段階での問題点を摘出し、どう対処し、どう闘いを取り組んでいくのか を検討していく意味において、参加者全員にとって、日々の業務への労働者としての意識が、今後一層重要視されることを確認できるものとなった。

検修部門だからこそ出来るオリジナルな運動を発展させよう

交流会は、冒頭、動労千葉・半田車両技術分科会長、外山車両技術分科会事務次長より「前回の水戸での第1回交流会から、こうした現場 の組合員同士が、実際、日常の業務の中で遭遇している故障や、それに対する安全対策の閉塞的状況、規制緩和による周期の延伸や合理化による状況などを、互 いに出し合い、検討し、より具体的な形で当局に改善を求めていく。そのことがJRの安全の崩壊を、技術部門から押しとどめていくことにつながる闘いとして 形成される。この闘いが、地上職の反合・運転保安闘争であり、この数年積み重ねてきた取り組みはオリジナルな闘いに進化しようとしている。実際、部品交換 や品質強化を強制したものも少なくない。つまりこれも成果としての本物の闘いにレベルアップの段階に入ろうとしていることだ。技術職だからこそ出来る闘 い、これが重要だ。そのためにも安全に対する視点を強化しなければならない」と、今後の車両技術分科会が進むべき方向性を含めて示された。
続いて、互いに自己紹介が行われた後、満を持して登壇した、長田書記長による「反合・運転保安闘争路線」の講演を受け、①事故は労働組合の課題にならな いと言われた当時の風潮を打破し、現場から反合・運転保安闘争を作った船橋事故闘争は、組合員の心をとらえ、原点としての路線を確立させた。②国鉄を第2 の日航にするなとして闘いぬかれた国鉄分割・民営化反対の闘いは、反合・運転保安闘争の立場で闘いぬかれた。③第二の分割・民営化攻撃との対決の中で、シ ニアー外注化攻撃にメドすら立たないところに追い込んだ。これが今日の闘いの基礎となっている。④その上に立って、安全運転闘争、そして幕張構内事故との 闘いがある。⑤木更津運輸区新設攻撃は基地統廃合攻撃であり、組織破壊攻撃との対決だ。ローカル線切り捨てとの闘いでもある。地域に対する要請行動でも動 労千葉が市民権を得るところまで来ている。⑥大量の定年期を迎える中でわれわれも無縁ではない。組織拡大を最大の目標としたい。⑦小泉ー奥田路線で一気に 非正規雇用化が進んだ。11月労働者集会に労働者の怒りを結集させたい。等以上の内容を熱を込めて訴えた。

現場の問題点を互いに提起、労働者の視点に立つ「業務を武器に」!

続いて、千葉側より、幕張、京葉、木更津、習志野の各現場からの報告、水戸側からは、水戸、勝田、大子の各現場からの報告、交渉事案の説明、特徴的な事故実態等が出され、それにそった質問・討議が行われた。
今回、千葉の地における、動労水戸との第2交流会は、前回、消化できなかった実際の故障実態の事にまで、意見交換をすることが出来るなど、より一層の運 動の進展を司る端緒となった。交流会後の懇親会を含めて、動労水戸の仲間との団結のきずなは、確実に深く、強くなった。