動労千葉の新たな挑戦   5.2CTSスト [社会構造をひっくり返すような普遍的意味]

動労千葉の新たな挑戦   5.2CTSスト

 5・2CTSストライキをもって、動労千葉の新たな挑戦が始まった。外注化粉砕に向けた闘いをさらに強化しよう。職場の仲間たちに訴えます。動労千葉とともに闘おう。

 全てに優先して外注化ありき 

 5・2ストは、「外注化粉砕・運転保安確立」「CTSプロパー採用の仲間たちを犠牲にさせるな」をスローガンに闘われた。この闘いは、CTSに26名もの労働者を大量採用し、車両検修の経験が全くないまま仕業検査をさせようとしたことが発端であった。
要員的にはこんな無理な運用をする必要など全くないのに、外注化体制を維持するために一刻も早く動労千葉の組合員を排除したい、スト破り要員を確保したいという理由から強行したのだ。全てに優先して外注化ありき。それが現在のJRの姿勢だ。目的はたったひとつ。コストカットのためだ。外注化すれば下請け労働者を超低賃金で使える。こうして長い歴史の中で培われてきたものが全部否定され、安全が破壊されようとしている。
このままでは間違いなく重大事故が起きる。その時、責任を全部転嫁され犠牲にされるのは現場の労働者だ。それが下請け会社の労働者であれば、なおさら簡単に使い捨てられる。管理者や経営幹部は絶対に責任をとらない。それは嫌というほど味あわされてきたことだ。

 CTSの仲間との団結を求めて

 だからわれわれは、「CTSの仲間たちを守れ!」と訴えて5・2ストを闘ったのだ。それは小さな闘いだったが、それを通して教えられたことは大きかった。われわれは15年にわたって外注化に反対して闘い続けてきたが、「CTSの労働者を守れ」と訴えてストライキに入ったのは初めてのことだ。外注化とは、労働者をJRとCTSに分断して支配する攻撃だ。その職場の現実が、分断をこえてCTSの仲間たちとの団結を目指す新たな闘いの条件と展望を生み出したのだ。
これは大きな可能性をはらむ闘いだ。JRが突き進み始めたのは、鉄道を動かす現場の仕事のほとんどを外注化してしまおうとする攻撃だ。新津車両製作所の丸ごと分社化や、これからは首都圏の駅まで丸投げ外注化しようとしていることにそれはあらわれている。安全が破壊され、雇用が破壊される。われわれは、それを何としても止めたいと闘い続けてきた。その現実的な力はJRとCTSの労働者がひとつに団結すること以外にない。5・2ストによって、その実践的展望が見えてきたのだ。しかも、それを本当に発展させることができれば、社会構造をひっくり返すような普遍的意味をもつものだ。

安全問題こそ外注化のアキレス腱

 さらにわれわれは、5・2ストを通して、外注化攻撃の弱点・アキレス腱が安全問題にあることをあらためてつかみとることができた。外注化が運転保安をいかに破壊し、これからも破壊し続けようとしているのか、それを絶対にあいまいにしてはならない。今回の問題でもCTSは団交で、「求められているのは仕様書に則って作業を履行することであり、JRと同じ総合的技術力をもつ社員をつくる能力はない」と開き直っている。JRから指示を受ける本線運転士と、CTSから指示を受ける構内運転士が、同じ構内でバラバラな指揮命令系統の下に列車を動かす。こんなことを続けていたらいつか必ず重大事故が起きる。しかも、構内はJRの中でも最も事故の多い職場だ。闘いなくして安全なし。それはJR―CTSの区別なく、職場で働く者の全てにとって、まさに「明日はわが身」の問題だ。

 外注化粉砕へともに闘おう

 5・2ストをきっかけとして、CTSの仲間たちが動労千葉に結集しようとしている。われわれは、労働者が事故の責任を転嫁され、犠牲にされるようなことを許さぬために、これからも何度でもストライキに立ち上がる決意だ。われわれは、外注化攻撃下での反合・運転保安闘争の新たな一歩を踏み出したのだ。外注化を粉砕し、JRに戻るために共に闘おう。