不当処分粉砕、基地廃止絶対反対! 夏から秋の闘いへ総決起しよう!

7・20総決起集会基調報告

田中委員長が基調報告

集会の3つの課題

はじめに本集会の課題は、第1に館山、木更津廃止攻撃と闘う体制を作ること、第2に幕張支部破壊攻撃、動労千葉全体への組織破壊攻撃と闘うこと、第3に秋に向かっての万全の闘争体制を作ることの3点です。
安全・運転保安のことですが、この3日間連続して線路陥没が起きている。まえにも3回同じようなことをおこして業務改善命令が出されている。一週間くら い前には幕張構内で異音がするので見たら電車が片輪走行になっているのを組合員が見ている。軽量化やボルスタレス台車がそういう現象をおこしている。構内 速度は絶対に守ろう。
安全問題が噴出するのはこれから。会社は安全のことなど真剣に考えていない。労働組合の取り組みこそが重要になっている。

基地廃止絶対反対

7月6日の千葉支社の提案は館山運転区、木更津支区を廃止して木更津運輸区にする。津田沼車掌区も廃止し習志野運輸区に統合するとい うものだ。そして今後、京葉派出を廃止し西船橋に運輸区設置、銚子運転区を廃止して佐倉または成田に運輸区、そして千葉運転区も千葉車掌区と統合し運輸区 にするなど、ここ3~4年で全面的基地再編を行うと公言している。
会社は館山廃止について内房線の乗客が激減していることしか言わない。地域の現実を無視して、儲け一辺倒で進んでいる。これが民営化だ。大切なのは基地 廃止絶対反対を掲げ、最後まで基地廃止反対で意思統一し、団結していくこと。館山運転区も機関区時代から多くの先輩達の闘いによって団結が作られてきた。 いまのJRはこれをつぶしたいと思っている。
二つの職場は動労千葉が多数を占める拠点職場、分割・民営化以来最大の組織攻防戦となる闘いだ。だから当該支部だけでなく全体で闘おう。またこの闘いは 地方ローカル線廃止反対の闘いになる。地域ぐるみの闘いにしよう。線路改善闘争と一体の闘いとして展開しよう。

組織破壊攻撃を許すな

幕張構内事故から3ヶ月半、われわれの闘いによって敵を追い込み、簡単に重処分を強行できない状況をつくり出した。会社は処分を強行 してくるだろうが、怒りを絶やさず、構えきろう。携帯解雇も動労千葉なら解雇させていない。現場で労働者が胸を張っていくには、この闘いは必要だったとい うことに、あらためて確信をもとう。
当局は、幕張支部破壊攻撃に出てきた。朝から晩まで25人体制で「職場実態調査」を行い、まず現場管理者に業務命令の出し方を教育するところから始め た。当局は、シニア制度以来の幕張での闘いに仇を討とうとしている。千葉だけが検修外注化が阻止されていることが憎いのだ。ここに幕張支部破壊攻撃の狙い がある。問題なのは、管理者が仕事を知らず、現場での指示が出来なくなっていることだ。動労千葉が最後のところで安全を守っているというのが現状だ。職場 規律攻撃を始めて一週間になるが何も出来なかった。だがこの攻撃は配転攻撃にまで行き着くだろう。この攻防に勝たなければならない。
あらためて幕張構内事故との闘いの教訓を全体のものにしよう。この事故に対して安全運転闘争を闘っている動労千葉自身が問われた。しかし「闘いなくして 安全なし」という立場に立ちきり、当局の安全対策の放置を徹底的に追及し、反合理化闘争として闘い抜いたことで、事故をめぐる状況はガラリと変わった。尼 崎事故以降、処分され、監視されながら闘ってきたことが決定的だった。日常的な職場支配権を守りぬく闘い、事故を起こした組合員を守りぬく「ありふれた」 闘いのなかに労働組合に必要な課題・問われていることが含まれている。

闘争体制を打ち固めよう

OECDの報告によれば日本は世界第2の貧困国だという。格差社会が広がっている。ついに憲法改悪、戦争の道に突き進む動きが本格化している。この夏から秋に本当に未来が決まる。だが展望は開かれている。今国会で小泉は教基法改悪などの反動法案を通せなかった。
世界では、イラク戦争反対で数千万の労働者が決起し、フランスでは初期雇用制度をめぐって300万人が起ちあがり、アメリカでも移民労働者が1千万人起 ちあがっている。韓国ではゼネストになり、南米では反米政権が続々と生まれている。日本もこうなるのではと恐れているのだ。一方で北朝鮮のミサイル発射に は経済制裁と排外主義の大宣伝がふきあれている。だが経済制裁は歴史上すべて戦争につながっている。
JRをめぐる情勢も激変している。九州ユニオンはJR総連からの脱退を決議した。東労組長野地本大会は本部弾劾決議をあげるなど、JR総連の危機、結託体制の瓦解は進んでいる。国労本部はまたしても「4党合意」を繰り返そうとしている。
こうした情勢のなかで、秋の闘いが決定的だ。臨時国会をめぐる攻防に勝ち抜き、11月労働者集会の成功を勝ちとろう。1万人の労働者の結集へ夏から秋の闘いに総決起しよう。
組織拡大にむけて全組合員が確信をもって総決起しよう。