ついに賃下げを強行!JR貨物を弾劾する!

日貨労の裏切りに煮えたぎる怒りの声を!

貨物会社は、ニューチャレンジ21(以下NC21)による賃金等の白紙的見直しと称した賃金切り下げ攻撃の第一弾として、乗務員手当の大幅切り下げを強行した。われわれは怒りをもってこれを弾劾する。また日貨労・革マルの裏切り妥結を怒りをこめて弾劾する。

一方的賃下げ!

貨物会社は、NC21で人事・賃金制度の白紙的見直しを打ち出し、一方的に手当切り下げを強行した。それは11月22日に提案を行な い、12月1日開始の勤務から削減するという問答無用のやり方であった。これはJRではじめての本格的な賃金切り下げ攻撃であり、その規模といい対象人員 の数といい、これまでにないきわめて重大な攻撃である。にもかかわらず提案即強行という労働組合との交渉すら事実上拒否するに等しいやり方で強行したの だ。
労働にともなう当然の権利である手当の支払いを一方的に削減することなど、許されるものではない。ましてやその理由がコストダウンという労働者への一方的犠牲転嫁だけであることは断じて認めることはできない。怒りをもって弾劾する。
しかも今回の手当切り下げは、NC21による二千人首切りと一体となった百億円の人件費切り下げの攻撃の一環であり、かつ初めての本格的な賃下げ攻撃で あるということだ。諸手当の切り下げ攻撃もまだこれで終わりではない。また貨物会社は「賃金制度の白紙的見直し」にも直ちに手をつけようとしている。日本 経団連による賃下げ攻撃が全社会化するという労働者にとって、その存在を根底から脅かされようとしているなかで、日貨労・革マルが賃金切り下げを容認した ことの反労働者性は、これまでの裏切りの数々と比しても、余りあるほど重大だ。

日貨労大裏切り

日貨労・革マルは、この大幅賃下げ攻撃を文字通り率先して受け入れ、裏切り妥結した。断じて許せない。こんな奴らは叩き潰さなければならない。煮えたぎる怒りの声で日貨労を解体しよう!
何よりも許せないのは、貨物に働く労働者・家族の生活と生きる権利を奪い尽くすに等しいこの攻撃を、提案からわずか一週間で丸呑みしたことだ。 (11/22提案→11/29妥結)どんな御用組合だろうと、こんなやり方は古今東西一度たりと聞いたこともない。賃下げという重大問題を団交ひとつまと もに行なわず、組合員には知らせもせずに認めたのだ。何ということか。まさに大裏切りだ。
彼らは何と言っているのか。「会社には体力がありません。……経営環境が厳しい時には、分かち合いの精神で手当の見直しも検討すべきです」「手当制度の矛盾を正し、簡素化することは必要なことです」(「JR貨物労組」№294)───一体何
という言い草か!これが労働組合の言葉なのか。賃下げを分かち合えというのか。「分かち合い」どころか、会社のために労働者は一方的に犠牲になって賃下げ に応じろということだ。日貨労は会社ですら言えないようなことを公然と主張し、賃下げを労働者に強制したのである。

百億賃下げ丸呑み

さらに、手当削減問題を報じた日貨労の機関紙の別の号(№299)の大見出しは何と「一切の妨害をはねのけNC21計画を具体化しよ う」となっているのだ。つまりNC21にうたわれた「人件費百億円削減計画を具体化しよう」ということだ!そして「赤字体質を克服するためには自助努力を 避けて通ることはできません」というのだ。冗談じゃない!
NC21では、賃金の白紙的見直しが目論まれている。これが強行されるなら生涯賃金から退職金まで、すべてが影響をうけることになる。日貨労が今回の手 当切り下げを認めたことは、これから会社がうちだしてくる全面的な賃下げ攻撃にたいしても、率先して受け入れていくということを意味している。これまでも 夏期・年末手当の超低額回答を容認し、昨春闘ではベア要求を行なわなかった日貨労は、本格的賃金切り下げ攻撃にたいしても全てを認める立場にたったことを 表明したものだ。

資本の奴隷!

会社が危機なのだから労働者は我慢すべき、資本が危機のときは労働者も犠牲を分かつべき、という資本の論理、資本の労働者に対する犠 牲転嫁の攻撃を、日貨労は「労働組合」の名をもってが率先して認めたのだ。これでは今日の資本攻勢や、リストラの止め所ない嵐にどうやって対抗できるとい うのか。このままでは際限のない犠牲の転嫁が強行されることになるのだ。
日貨労の今回の手当切り下げの受け入れは、そうした道にJR貨物総体をひきづりこみ、二千人首切りと人件費引き下げ、基地統廃合を加速させるばかりでな く、第二の分割・民営化攻撃の嵐にJR全体をたたき込むものとなる。日貨労の制動をうちやぶり、結託体制に風穴をあけないかぎり、こうした状況を打破する ことはできない。日貨労に怒りを叩きつけよう。日貨労を解体しよう!

賃下げ攻撃を許すな!
日貨労に怒りの声を!
03春闘に総決起しよう