DC通信No.211

2015/11/10

DC通信目次 

 

業務外注化―出向延長粉砕!仕事と出向者全員をJRに戻せ!
反合・運転保安確立!65歳まで働ける労働条件確立!非正規職撤廃!

10・1スト貫徹! 動労千葉総決起集会 報告集

<主催者あいさつ>

田中康弘委員長

  46名がストに入った。外注化強行、強制出向から丸3年を迎えて組合員40数名が出向延長、渡辺剛史君は出向解除が通知された。
昨日も先週も団交したが、はらわたが煮えくりかえるような回答だった。
たとえば渡辺剛史君は、鉄道に入っていろんな教育を受け、ようやく限定免許を取って構内運転士になった。「出向解除」は良いことのように聞こえるが、一生懸命やってきた構内運転の仕事は外注化されてJR本体にはない。「本体に戻す」とは仕事を奪われるということ。
 団交では「本体に帰っても仕事はないわけではない」と軽く言う。冗談じゃない。労働者を将棋の駒としてしか扱わない。結局、人件費が削れればいい。それが外注化だ。改めて全体で許せないという思いで確認し、新しい出発点にしたい。
 今日の闘争の目的はひとつ。外注化をただちに中止して人間も仕事もJR本体に戻す。そうして初めて安全を守れる。技術を継承できる。雇用を守り、安全を守ることがこのストライキの目的です。
9月28日には動労水戸の仲間達も今回の強制出向の延長に対してストに起ち上がっています。その前には動労連帯高崎の仲間もストに起ち上がっている。

15年の外注化反対闘争の意義

 「外注化粉砕、非正規職許すな」のスローガンの下に15年間闘いぬいてきた意義について、原点に帰って確認したい。
 他の労働組合が誰も出来なかった画期的な意味を持つ闘争だと思う。今の社会の中で絶対にこの闘いの旗を降ろすわけにはいかない。この闘いが単に僕ら自身のためだけじゃなく、労働者全体の権利を守る闘いになっているからだ。
 シニア制度提案が99年。00年に東労組や国労が結んだ協定には「労資が外注化を深度化する」と盛り込まれた。それで保線、電力、信号通信など設備関係の外注化が01年から始まった。駅、車掌(グリーンアテンダント)もそう。
 僕らは徹底的に抗戦して、少なくとも千葉では12年まで一つも手を付けさせなかった。01年から11年間遅らせた。今の現状を見てほしい。駅も保線も丸投げ外注化。出向から3年間たって元に戻るとか戻らないとか、そもそも問題になっていない。検修・構内だけが「出向期限の3年で戻せ」「仕事と一緒に戻せ」と問題になっている。こういう状態に持ち込んだことの大きさを考えてほしい。

団結を守り外注化を粉砕する

 当たり前に闘っているけど、身を切る、血を流す闘いだった。今の一山前の大量退職のピークで、動労千葉の組合員だけで50名が退職する。その時に外注化を認めなければ60歳以降雇用しない、クビだという一番汚いやり方で出された。
 この過程を思い出す度に腸が煮えくりかえる。組合員33人が再雇用されず、クビになった。「外注化は認めちゃいけないから頑張るよ」と頑張ってくれた。
他の組合だって「職場が全部潰される」と言っていた。当時この外注化協定をめぐって国労千葉地本の委員長と会って、「これを認めるか否かは労働組合の未来に関わる」と言ったら、「今すぐ東日本エリア本部にこの協定だけは飲むなと言いに行く」と議論したことを思い出す。
 結局、「協定を飲まなければクビ」ということに負けた。たとえクビでも団結を守れば展望が開ける。団結を守り外注化も粉砕すればいい。しかし誰も出来なかった。市役所など公的部門も同じ事をやられたが誰も抵抗できなかった。
 僕らは国鉄分割・民営化で40名がクビになり、分割・民営化の結果、外注化がやられ、外注化の結果32名がクビになった。だけど団結を守って闘ってきた。だから今日、こうやって団結できている。そういう決定的な意味を持っていた。

「外注化反対」にこだわりぬいた

 それから11年間、外注化を完全に阻止してきた。それが強行されたのが12年。現場は本当に苦しかった。だってスイスイ勝ってきたわけじゃないから。血を流して止めてきて、それが強行された。
だけどここからが闘いなんだと。むしろ矛盾を抱えているのは敵の側だと何度も何度も繰り返し議論してきた。
だから今回、渡辺剛史君から仕事を奪ったことに対して、幕張支部を先頭に腹の底から怒りが爆発した。人事課が剛史君を呼びにくる。本人はもちろん行かないで仕事をしていた。そうしたら、脇で通知を読み上げた。幕張支部のみんなが「ふざけるな」と言って追っかけていって、通知する詰め所の前に座り込んだ。
 俺らは生やさしい形で外注化を粉砕してきたわけじゃない。どうしてそこまで外注化反対にこだわったのか。自分たち自身だけのことなら外注協定を結んで、出向という形だって雇用の延長をとる。
 だけど、これは俺たちが良ければ良いという攻撃ではない。国鉄分割・民営化と同じ。ここで認めたら、子供や孫の世代には非正規しかない社会になる。労働者の団結や権利はすばらしい事だと言ってきた。それを自分の手で潰すわけにはいかない。誰かが抵抗して、立ち向かい続けることが出来ると、労働組合が団結すれば闘えると示せなかったら、労働運動再建も口先だけになる。この下に組合員が団結してくれた。僕は心から動労千葉の組合員はすばらしいと思っている。

外注化は安全と雇用を破壊した

 現実には外注化でいい目を見た現場の労働者は誰もいない。出向期限の3年が経ってもCTSに業務を運営する力は全くない。だから出向延長。つまり事実上の転籍を強制された。もう一方では剛史君みたいに、JRに戻しましたと良いことかのように言って仕事を奪われる。
 本線運転の仲間は体を壊しても本線乗務から下りれなくなった。そもそも高齢者対策で下りる職場が構内や仕業、内勤、指導員だった。脳梗塞、心筋梗塞…うちの組合員だってバタバタ倒れている。
  社会的にもそう。安全が全部破壊された。鉄道の仕事は一本の指令系統の元に全体が運営されて、はじめて安全が保たれる。それを何百という下請け会社にバラバラにした。安全が保てるはずがない。
 一番ひどい目にあったのはグループ企業で働く仲間達です。これは僕らにもちゃんと実態が見えていなかった。JRの労働者を突き落としていくために、先にグループ企業の労働者達をさらに突き落とすということがあった。この間CTSから動労千葉に加入してくれた仲間たちから話を聞いたら本当に怒っていた。CTS正規で何年か前まで24万円ぐらいの手取りがあったのが今は17万ぐらい。外注化はこうやって雇用をメチャクチャにしていく。誰かが止めなければいけない。こういうことが外注化粉砕闘争15年間の大きな意義だったと思う。

外注化粉砕へ 闘いはこれからだ

 今日の闘争は、外注化粉砕・非正規職撤廃の15年間の闘いの上に、新しい一歩を踏み出す闘争だと思っている。
 今日、改悪派遣法が施行された。3年間で全部クビという改悪です。企業の側は人さえ換えればどんな仕事でもずっと派遣を使い続けられる。つまり3年間で全員クビということが始まった。朝日新聞ですら、派遣法が出来た85年以来の大転換だと書いた。だから外注化、非正規職化を絶対許さないという闘いは、これからますます重要。間違いなく怒りの声がJRだけでなく社会全体に満ちてくる。その中で僕らの闘いがちゃんと旗を守って闘えたら、大きな意味を持ってくる。だからこの闘争はこれからだ。
 JRをめぐる情勢でいえば、「第2の分割・民営化」との闘い。JR本体に鉄道業務をほとんど残さないところまで行く。今日、スト対策で幕張本郷に津田沼駅長が来ていた。「秋葉原が委託できれば委託できない駅は一つもないと示そうとした」と向こうが言う。街一つまるまる民営化しちゃおうという実験です。
 もう一方、検修・構内は入り口のレベルで僕らが立ち向かっている。出向解除も延長も許さないと。だから検修・構内業務を東日本運輸サービス(JETS)に全部丸投げしたいのに言い出せない。丸投げすれば、今のプロパー採用者はその場で転籍。駅では4月にCTSの労働者100名、高崎では150名が転籍になった。だけど検修・構内業務で今やったら、CTSプロパーの仲間達が動労千葉に入ってしまうと当局側は恐怖感をもっている。だから手を付けられない。それですべてが遅れている。この闘争をやり抜けば外注化を粉砕する力をもつ。

JR−CTSで組織拡大を

 要は組織拡大。JR本体はもちろん、CTSで過半数を握りたい。今のCTSの仲間達の賃金、労働条件を見てほしい。過半数を握ったら勝負できる。ギリギリの生活しか出来ないような賃金にさせているのはJRだ。CTSの収入の9割以上はJRからの委託費用。JRが金を払えば、労働条件は改善できる。外注化反対闘争をやってきたから、CTSの仲間たちと一緒に闘わなければという気持ちが生まれてきた。これからが勝負です。
 外注化を粉砕するため、JR本体の闘いはもちろん、CTS春闘を年内から始めたい。CTS労組にも統一要求を掲げて一緒に闘うべきだと呼びかけようと思う。ダメならダメでCTS労組は本当にダメだと現場労働者に分かってもらわなければいけない。そして、新しい労働組合を作り自分たちの未来は自分たちの団結した力で切り開くんだと。ここまで闘いが進んだときに、JRの外注化だって粉砕できる。そういう闘いを進めることが、これからのすべての労働者の課題になる。外注化強行から3年をめぐるこの闘いを、その新しい出発点にしたい。

怒りの声に団結の力を示す

  派遣法改悪の一方、戦争法が成立し来年3月施行になる。戦争をしても資本家達が生き延びようとする腐れ果てたあり方。JRがやっている、全部下請けに丸投げして労働者を突き落とすことも根っこは一つ。こういう現実に対して、多くの仲間が「もう限界だ。冗談じゃない」と思い始めている。この怒りの声こそ力だと思う。その声に団結する力はここにあると示す闘いをやり抜きたい。
 11月1日に千葉運転区廃止・運輸区化も迫っている。これも当局を追いつめた。今の段階から組織破壊的な異動、配転は一切やらないと言っている。
 つまり闘争を構えられたくない。間違いなくこれを引き金にして「第2の分割・民営化」をこの2、3年で全部やろうとしているからだ。グループ会社再編、駅別会社化、車両検修別会社化、ローカル線廃止、労働強化、ロングラン、そして国鉄採用者を使い捨てにする。これらとの闘いにむけて新しい一歩を踏み出した。全支部、全組合員が組織拡大闘争に総決起してくれることをお願いしたい。

<スト突入支部の決意>

幕張支部 山田護支部長

 各支部、支援の皆さん、スト突入激励行動ありがとうございました。朝、残った幕張支部組合員は剛史君の転勤あいさつでだいぶ抵抗してくれました。支部の皆さん、ありがとうございました。幕張支部はJR側の日勤者、千葉派出、CTSの仕業と構内、信号と一宮派出がストに入っています。
 今日、10月1日で強制出向から丸3年を迎えました。会社は出向期限の3年を過ぎたにもかかわらず、出向延長を命じました。出向延長の事前通知の受け取りを全員拒否し、仕事と出向者全員をJRに戻せと連日抗議して闘っています。
 そんな中、JR千葉支社は渡辺剛史君に対して、出向解除の通知をしてきました。すごく良いことみたいですが、JRに戻っても構内運転の仕事はありません。さらに泊勤務から日勤に変えて賃金を下げ、生活まで破壊する攻撃です。絶対許さないし、認められません。
 限定の試験に合格し、まじめに仕業構内の仕事をしてきた若い人を、3年前は嫌だというのにCTSへ強制出向に出し、今度は仕事を奪ってJRに戻す。ふざけるな! 若い人の人生をもてあそぶな。1人だけ戻すんだったら最初から出向なんかに出すな。
 CTSに出向しながらJRの実践管理者育成研修に3ヶ月参加している平成採がいます。CTSの業務を行うために出向しているのにJRの研修に参加すること自体問題だし、偽装請負そのものです。
彼を戻せば問題ない。それでも渡辺君を狙い撃ちに出向解除した。これは動労千葉に対する組織破壊攻撃です。仕事を奪ったJRとCTSを絶対に許しません。こんなデタラメでひどい会社をみんなが見ています。我々は負けません。JR、CTS、清掃で組織拡大を実現し、必ずやり返します。
 昨日のスト回避の団体交渉で会社は「JRに仕事がないとは思っていない」と。ふざけるな! 仕事を奪うことがどれだけ卑劣な攻撃か、やつら分かってない。個人の尊厳とか、親も子供がJRに入って試験に受かって構内運転士になって良かったなと思ってる。それを今度は仕事がないところに叩き帰す。そんな奴ら、絶対に許すわけにはいかないです。
 JRは「運転の経験を活かして、スキルアップしてください」と。だったら仕業の仕事がある千葉派出にいかせろと言ったら「その考えはない」。本当に怒り心頭です。組織破壊攻撃ですから、組織拡大で借りを返したいと思います。

幕張支部 渡辺剛史

  本日付でJRに復職しました。復職といっても仕業構内業務が外注化されていますので、免許を活かす職場がないところに戻されたというのが実情です。今日、出向していた職場で職場整理をしていたら、上司が笑いながら、「3年間頑張ってくれてお疲れ様」と言ってきたので、「分かりました」とぶっきらぼうに言って帰ってきました。
 とにかくデタラメな出向です。引越しも職場が変わる訳じゃないからと、CTSはロッカーを移動する時間も作ってくれませんでした。人間だけ帰せば、あとは適当にやれという感じだと思います。
 3年前の10月1日の悔しさは忘れていません。外注化がなければプロパーもいなくて、エルダーの方々とも一緒に仕事が出来たかなと。外注化は粉砕するしかない。今出向で残っている方々も、JRに業務を戻して、また一緒に働きたいと思っています。そこまで闘い続けます。

車両技術分科会 半田幸夫会長

 外注化強行から3年、あらためてその弊害を見なければならない。この3年で身をもって感じることとなりました。
故障対応も直接対応できずによく内容が把握できないまま検査するなど指揮命令系統が別になったことで責任の所在が不明確な中で作業しています。CTSには検修作業の技術も経験もない。教育訓練はJRへの逆出向。技術協議会はJRと共同。偽装請負だらけの上に成立しているのが現状です。
 私たちの闘いは裁判や労働局だけでなく、何より現場からの闘い、組織拡大として結実しようとしています。安全を守り労働条件を変える闘いは、労働者の普遍的な闘い。我々1人ひとりの労働者の権利を勝ちとる闘いでもあります。外注化阻止、組織拡大へ全力で取り組む。

京葉支部 小林俊雄

  京葉支部は検修2名、CTS構内1名がストに決起しました。3年前、転籍は本人の希望が必要だと。実際3年が経ってCTSはうまく行ってない。よし勝ったと思った。
 職場が奪われて戻る場所がない。その悔しさ。本来なら、3年で失敗したんだから職場をJRに戻すべき。施設も電力も失敗したら戻している。動労千葉みたいな労働者が安全を守ってきたんじゃないか。それなのに勝手に出向に出して、今度は職場を奪って戻る場所がない。

津田沼支部 長田敏之

  スト対象者は私だけ。仕業構内3名の組合員は全員休み。この間ずっと交番を操作しています。相当危機感を持っている。我々の闘いが会社を追いつめている証拠です。
元本線運転士の平成採は本線運転に戻りたいと思っている。彼を帰さず、剛史君を帰した。メチャクチャになっている。
津田沼の初年度にとったプロパーは清掃部門から来てます。40半ば彼らの賃金がCTSの大学新卒の採用者より安い。本当にCTSの実態はひどい。
 外注化を粉砕して、JRと闘い、CTSの仲間の労働条件の向上を図る。そこまでできれば、関連事業も含めたJRの中で本当の意味で勝負できる。外注化粉砕まで、最後まで闘いましょう。

木更津支部 佐野正幸

  本日、木更津支部では私を含め4名がストライキに突入しました。外注化がもたらしたことは安全崩壊の一言だと思います。現場で凄く痛感しています。
 木更津で強制出向されている仲間が4名います。3年前、CTSの制服に袖を通すときの仲間の顔は一生忘れません。一日でも早く、職場と仲間を取り戻したいと思います。
木更津支部に大きな勇気と大きな一歩を踏みだす力となったCTS清掃で働く2名の方が今日参加してくれています。

CTS木更津事業所  Hさん、Mさん

これからも仲間を増やしてがんばりますので、よろしくお願いします。

鴨川支部 Mさん

 3年が過ぎて出向延長とになった。もしJRが全員の出向を解除すると言ったら、CTSには業務を遂行する能力があるのか。全員がないと言うと思う。人と仕事両方とも戻さなければ意味がない。鴨川も頑張ります。

銚子支部 Mさん

銚子支部も仕事も人間も帰すまで最後まで頑張りますので、よろしくお願いします。

<青年部からのアピール>

千葉転支部 北嶋琢磨青年部長

凄く悔しい思いをしています。当然、強制出向させられている方、剛史君、内山君、木科君もそうだろうと思います。
俺も3年間、ライフサイクルで嫌な思いをさせられました。それより長い期間、先がまだ見えないような闘いを強いられることになると思います。全力で闘えるよう、組織拡大、全力でやっていきます。皆さんの力も必要です。悔しい思いを胸に、皆さんと一緒に闘っていきたいと思います。

<連帯あいさつ>

三里塚反対同盟 伊藤信晴

凄まじいジェット闘争から始まった動労千葉との労農連帯の絆がまだ続いて、これから本当に問われる時が来た。

ユニオン習志野 菊池晴知

  ユニオン習志野は7月に結成した組合です。普通、市役所は正規職員だけの組合しか認めない。だけど、非正規が職員の半分ぐらいになっている。攻撃も集中している。それで、正規も非正規も入れる組合を作った。
 CTSで酒気帯びでクビになった青年の話がありましたが、彼がうちの給食センターに就職してくれました。
 正規と非正規を結びつける闘いは、どこもやっていなかった。動労千葉がまずCTSの問題で取り組み、私らもユニオン習志野という形で取り組んだ。これが今後大きな主流になると思います。

動労水戸 木村郁夫書記長

 9月28日、動労水戸も検修構内の組合員21人がストを貫徹しました。外注化は労働者の誇りや権利を奪い、団結を破壊し、非正規にたたき込む攻撃。組合が問われています。
 スト破りの業務命令に東労組が今更反対だと。でも結局スト破りをやる。一方、国労の一組合員が自分の知っている組合員に「スト破りするな」と連絡してくれ、その人達はスト破りを拒否してくれた。
 この外注化に対して、現場労働者みんな怒っている。会社にお願いでは何一ついかないともっとハッキリさせて、労働者の団結で外注化を粉砕する。戦争も止めていく。団結して闘っていきたい。

動労連帯高崎 木村洋一

 9月12日、ストを決行しました。その威力もあり、2ヶ月間引き延ばされた団体交渉をもつことが出来ました。
 団体交渉では「出向が3年としているのはJR。TTSは期限なしで受け入れる」。3月ダイ改から出区点検しない場合が出ています。「この列車は出区点検やれと言われている」と。それ以外はやらないということ。安全という考えのかけらもない。
 時給870円も「最低賃金より高い」。一区切りまでみんな仕事するのを良いことに「定時で終ってる。人員も問題ない」。
 だから外注化はダメなんです。今すぐ元に戻させないと大事故が必ず起きると肌身で感じます。人も仕事も、外注化を全部JRに戻せと。これは正義の要求そのものだと思います。外注化粉砕、安全確立するまで共に闘おうと思います。

動労福島 Kさん

 郡山駅新幹線ホームのキオスクで働いています。9月10日にJR総合車両センターの橋本委員長を軸に、外注化、非正規職化撤廃を掲げて動労福島を立ち上げました。その翌日に孫請け労働者1名が加盟しました。
 JRで外注化が進みグループ企業が増える中、JRと下請け、非正規労働者が一体となって外注化阻止、非正規職撤廃を闘うことに大きな意義を感じます。

動労千葉を支援する会・西部

  京葉車両センターの支援行動に行きました。JR職員らが正門前に立ち、繁沢さんらがスト通告して正門にくるときも付いてくる。ストにJRがどれだけ恐怖しているかが、よく分かりました。
 中野電車区は来年で出向3年です。国労も東労組も反対というだけでは進まない。やはりストに立つ。労働運動や職場闘争はケンカする元気があるのかないかにつきると思う。
 闘う動労を東京に建設したい。国会前を見てください。JRでも必ず労働者は決起すると確信を持って頑張りたい。

<支部代表のアピール>

千葉転支部 高澤成夫支部長

  内山君に続き、剛史君もJR復帰と。剛史君などが誘うと平成採も来るんじゃないかと恐れ、その芽を潰す報復的な人事だと思います。
 私はこんな定年近くまで本線をやるとは思わなかった。けど、降りるところがない。これも外注化のせいです。このまま外注化が進めば、当然運転職場にも波及してくる。絶対これ以上は進めないという気持ちでやらないとどんどん攻められます。これからも頑張ります。

千葉機支部 Mさん

 外注化、出向延長で東日本も大変だと思います。貨物会社は55歳で賃金70%、人員不足という現状です。共に闘います。

動労千葉争議団 中村仁執行委員

 幕張のストライキ、凄くうれしいです。自分はストに一回も入ったことがないです。入っていれば解雇でした。
JRになって我々は良い意味でスト権がある。自分もJRに帰って一緒にストで闘いたい。外注化を絶対阻止する。若い人達の未来のために我々は起ち上がり奮闘していきたい。
 これからも一緒に闘って、解雇撤回させてJRに帰る所存です。

<基調提起> 川崎昌浩書記長

 今日、組合員47名がストに入っています。47名は動労千葉、支援の方の代表です。組合員、支援の仲間1人ひとりがストに入っていると肝に銘じ、断固として闘いぬいていただきたい。
 本社は現場のことをほとんど考えていない。日経新聞でJR東日本でトラブルが続いていて、要は外注化の問題だと。しかし、本社は「外注化は誤った選択ではなかった」と平然と言う。
 外注化で労働者は3年経っても出向延長。もう一方では「JRに戻す」という形で仕事が奪われる。しかも、高齢者の雇用の場の対策として駅業務の外注化だと。千葉支社で6駅の委託が提案された。直営駅は157駅中は48駅になる。これで安全が確保できるのか。
 駅業務は7月1日にJESSに丸々移管された。それで、検修業務をそのままなど考えられない。東日本は「まだ検討してない。ただ状況が変われば検討することもある」と。検修業務のJESTへの移管はそう遠くない将来に出てくる。
退職者は動労千葉で今年が6人、来年度20人、その次が40数人と6年ぐらい続く。千葉支社は団体交渉でもう外周区は手の打ちようがないという。本社も東北地方は仕事がないと。
 現場で声を上げなければ好き勝手にされる。行き先がないから辞めざるを得ないと。外注化と切り離せない問題ですから、職場の闘いと連携して会社を徹底的に追及する。何を言おうが組合員の就労先を絶対確保する。その闘いをこれから数年間かけて全力でやっていきたい。
 3月ダイ改以降、乗務員の労働強化がものすごい。平成採も参っている。平然と声を上げる状況になっている。本社はハンドル率の向上を各支社に毎年要求していると。来年度以降も同じだと。放っておいたら来年度はもっときつくなる。
 人間には限界がある。明けで8時間以上勤務して13時退勤なんて事故を起こせということ。労働強化も外注化と一体の問題。動力車労働組合の名にかけて絶対に運転士の仕業緩和を勝ちとる。来年3月ダイ改にむけて闘いを強化したい。
 今回のストライキは業務外注化、乗務員の労働条件改善など、動労千葉が今後数年間にわたって闘う第一歩だと思う。11月1日は千葉運転区廃止、千葉運輸区設置。これも闘いの始まり。運輸区化の最終段階は再来年の秋。2年の間に行路と要員を調整すると。どういう配転や行路が行われるのか。地方ローカル線切り捨て問題では、鹿島線や館山〜鴨川間にワンマン運転の話が出ている。黙っていたら全部やられる。線路を切られるということは職場を奪われるという事。この数年間の闘いの出発として11月1日に断固としてストを闘いたい。

<閉会あいさつ>

繁沢敬一副委員長

  我々は3年前、外注化と強制出向を止めるべく5日間のストに決起し、今日3年がたって闘いに起った。出向延長、渡辺剛史君の出向解除。剛史君は本当に悔しいと思う。その気持ちを共有し外注化を粉砕するために全組合員が総決起しなければならない。
 外注化は今駅で進められ、設備ではかなり進んでいる。しかし、検修では我々の闘いにで止めてきた。外注化が進んだら若い労働者がどうなるのか。やはり絶対に止めなければいけない。そのためにも何としてもJR本体、CTSで組織拡大を実現しなければならない。今日の闘いを新たな出発に、外注化粉砕、組織拡大へ全組合員の総決起をお願いします。

<団結ガンバロー>

木科雄作執行委員

京葉でも木更津でも若い人が入ってくれて、いよいよ自分も守られる側から守っていく側になろうと決心しました。若い人たちのため、皆さんも頑張ってもらいたいですが、僕も先頭に立って頑張っていきたい。


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