ス ク ラ ム 2011. 9. 18 NO70
国鉄千葉動力車労働組合千葉運転区支部
発 行 者 教 宣 部
発行責任者 大 野 茂
佐倉運輸区新設絶対反対!
京葉車両センター構内外注化阻止!
平成採の皆さんに訴えます?
JR千葉支社が10月1日より行おうとしている「京葉車両センター」の構内業務の一部外注化は、この間「日刊動労千葉」で明らかにしてきた通り100%「偽装請負」であり、絶対止められる攻撃なのです。
問題は労働組合側にあります。千葉支社以外ではすでに検修・構内業務の一部外注化が進められています。労働者から職場を奪い出向に駆り立てその後どうなるか何度も繰り返しますが、「転籍」になってしまうのは明らかなのです。特に平成採の皆さんにとってこれは死活問題です。給料から退職金その後の年金受給額も減る事になるのですから。まして「偽装請負」という法令違反を承知で外注化を会社と一体となり推進してきた「東労組」は誰のための組合なのか?本来組合員の身分保障や様々な労働条件を向上させる事が使命のはずが全く逆の立場で、多くの組合員に多大な犠牲を強いてるだけなのは誰の目にも明らかで実感していると思います。今回の京葉車両センター構内一部外注化に当たり革マル分子篠原(東労組)、海宝(JR労組)、森(元千葉転指導助役)の3名を尖兵として強行するが明らかになりました。最近東労組は「グリーンスタッフを正社員に!」と言っていますが、フザケルナこの間駅業務の外注化(契約社員化)をこれ程どんどん認めてきたのは誰だったのか?平成採を駅ににタライ回しにするライフサイクルの深度化を認めてきたのは誰だったのか?東労組にとってグリーンスタッフの正社員化など本来関係ない事ですが、ただ関連会社内労組を取り込みたいだけのアドバルーンなのです。JR労組も同じで、党派内抗争に敗れ追放されて結成されただけの組合です。何の方針も無く東労組に代わり甘い汁を吸いたいと思っている連中です。「東労組は党派の運動になってきた。今は数が少ないが、組合員数が多くなれば闘う組合になれる。」とオルグしているそうですが、一度外注化された職場を元にもどすとか、契約社員を正社員にするという事がどれ程大変な事なのか全く分かっていない。今闘わなければ制度が始まる前につぶしておかないと、外注化の波はいずれ車掌、運転士にも契約社員化という事に行きつくのです。JR労組に行った平成採はその当時「東労組にいてはダメだ。自分らが平成採の代表になって闘おう!」と決意したと思います。もう一度原点に戻って、労働組合のあり方について考えて欲しいと思います。
今後5年間で60歳定年を迎える人は千葉支社内で約500名います。非現業や施設・電力関係も相当数いると思いますが、乗務員関係では運転士で15名で車掌で65名と聞いております。後は駅関係ですが、ライフサイクル制度発足の元凶でもある駅要員のひっ迫については、更に契約社員化を進め駅社員のの養成は行わず、車掌や運転士に登用させその後ライフサイクルで駅に戻すパターンのようです。つまり現在の乗務員養成数が続くなら、その人数分くらい駅へ配転されるという事です。そんな中希望する駅に行けると思いますか?佐倉運輸区新設など基地再編が画策されてますが、駅に配転後元職場が無くなっているかも知れません。5年後からまた退職者が増える時期が続きます。その時こんなライフサクル制度がきちんと機能すると思いますか?
佐倉運輸区新設に絡み11月よりハンドル訓練が行われる模様ですが、対象者は佐倉駅に1時間以内程度で通勤できる人で区員全員は行わない、なお希望調査については通常の個人面談のみで行うという事です。我が動労千葉としては、この基地再編問題は単に「血の入れ替え」的な発想であり、組合員の分断を図るためだけの過去の基地統廃合施策と同一と見て「絶対反対」の立場を表明します。
闘う労働組合の復活をかけて動労千葉と共に検修・構内外注化阻止!
ライフサイクル制度撤廃!佐倉運輸区・銚子運輸区新設反対! に向け総決起しよう!
ス ク ラ ム 2011. 3. 3 NO69
国鉄千葉動力車労働組合千葉運転区支部
発 行 者 教 宣 部
発行責任者 大 野 茂
人事・賃金制度改悪阻止!東労組の裏切り妥結を許すな!
人事・賃金制度改悪は業務外注化と一体で、相互に雇用破壊を促進し合う攻撃です。賃金決定から労働組合を排除し、総額人件費の抑制=賃下げを労働者に強制し賃金をもって労働者を分断し団結の基盤そのものを破壊する攻撃です。基本給表を廃止し、管理者だけを優遇、「飛び級」「試験+昇格審査」「特別加給」など会社の裁量権を大幅に拡大し、労働者同士の団結を破壊し労働者同士を蹴落とし合わせ会社のロボットのような人間を造る制度です。また業務を全面的に外注化しJR本体には管理部門的要素以外ほとんど残さないという考えであり、更に定年延長を拒否している全く許せない制度です。同じ職場=同じ仕事=同じ労働者としてどう審査するというのか?そこにこの制度改悪の狙いがあります。労働組合を否定し労働者を競わせ(相互監視・密告・ゴマスリ・接待等)団結を破壊しようというのです。またこの人事・賃金制度改悪の最も大きな理由は、今後年金の支給年齢が段階的に上がり65歳になります。当然会社も定年を否が上でも65歳にせざるを得ません。その為には今から生涯賃金・総人件費を抑える、賃下げできる制度に変える第一段階である事と認識して下さい。こういった制度改悪で最も犠牲を被るのは平成採です。外注化・ライフサイクル等あらゆる攻撃が平成採に集中し怒りは蓄積しているはずです。その怒りは労働者の団結した闘いによってしか解決できないのです。この間のあらゆる攻撃も労働組合がしっかり闘えば妥結しなければ、すべて阻止できたのです。東労組は今回の人事・賃金制度改悪について「技術継承・人材育成・管理体制の構築」「昇格審査は現行の昇格審査より合格率が上がる」「生涯賃金は下がらない」と賛美し、東労組青年部も「安全第一の人事・賃金制度にしよう!」などと意味の分からない事を言ってる始末です。今会社側は東労組に対し、講習室を貸さない、職場内での組合活動を認めない等労務政策を明らかに転換してきています。切り捨てられるのを恐れ、人事・賃金制度の受け入れとバーターで東労組破壊を止めてくれと会社に泣きつき裏切り妥結するのが目に見えています。最近東労組の情報には「非正規職を正社員に」という言葉が躍っていますが、空いた口が塞がらないとは正にこの事です。これまでの営業や施設の職場の合理化を会社と一体でここまで進めたの一体誰だったのか!ライフサイクル、検修・構内外注化と多くの青年労働者を非正規職に追いやる事を推進してきたのは誰だ!こんな腐りきった組合を許すな!そしてその組合員である事が東労組の「力」になっていることを自覚しなければなりません。
強制配転粉砕!運転士のタライ回しを許すな!
3月1日付けで習志野運輸区、鴨川運輸区より6名が千葉運転区に配属になりました。3名は希望など出してないようです。鴨川運輸区には昨年要員不足で千葉運転区より4名(動労千葉3名)が強制配転させらました。希望してない者を転勤させるくらいなら元々希望もだしてないのに、組合弱体化を狙っただけで出された我々の仲間3名をまた戻せば済むしましてすぐ乗務できるではないか!
運転士は将棋の駒ではない! 運転士のタライ回しをやめろ! ライフサイクル制度の矛盾から生まれた結果がこれです。すべては闘いを放棄した労働組合の責任です。平成採に訴えます!いつまでこんな事を許して置くんだ。労働者として人間としての誇りを持とう!
闘う労働組合の復活をかけて動労千葉と共に検修・構内外注化阻止!ライフサイクル制度撤廃!人事・賃金制度改悪阻止! に向け総決起しよう!
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