DC通信No.124 08/05/02
銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.31〜35
DC通信目次 

クルの深度化反対ビラNO.35
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 動労千葉は5月8日「ライフサイクルの深度化粉砕!動労千葉総決起集会」を200名の結集で開催した。会社が我々の組合員に対し駅への強制配転の事前通知が強行される事が確認できた時点で本線運転士を含め全組合員のストライキに決起すると内外に宣言した。会社からの理不尽な攻撃に対し所属している組合が何もしないで蛸壺に入って静観している様では組合費を払う価値が無い。東労組はスト権すら無い組合に堕落してしまったのか。現場の組合員が「ライフサイクルの深度化」で苦悩しているのに何もしない。出来ない役員では「百害あって一利無しである」逆にライフサイクルの深度化は2001年に東労組革マルの方から会社に提案して組合員を売り渡した事を忘れてはならない。同年3月30日には検修・構内外注化も裏切り妥結をして革マル役員の身を守る為に大合理化に率先協力し組合員を犠牲にしてきた事実経過もある。今回の提案に対し東労組はペテン的な「修正案を勝ち取る」等々宣伝し、現場の労働者と革マルとの温度差の違いが大きく浮き彫りになった。ほとんどの平成採の運転士が所属している東労組が、我々動労千葉が「ライフサイクルの深度化」に対し『白紙撤回』を求め本線運転士のストライキに決起したら、いつもの様に東労組革マル等はスト破りを指示するのだろうか。ストライキは憲法でも保障された正当な労働者の権利である。組織が違うからと今回の「ライフサイクルの深度化」で動労千葉が毅然とした態度でストに起ちあがったら、スト破りは第三者や世論から見ても理屈が通らない筈である。平成採の運転士は我々のストに対し絶対スト破り行路は乗らないで欲しい。今回のライフサイクルの件で覚書を交わしていない組合は動労千葉と全動労だけである。噂では「駅への事前通知が5月20日前後に出される」「当初は5人から6人が6月1日で異動し来年3月頃、今の見習運転士が試験に合格して暫くしたら7人から8人位駅に出される」「必ず3年で帰れるなら最初に行っても良い」等々、職場では平成採の若者の中に亀裂が入り異様な雰囲気が出来てしまった。また区長等からは助役試験や指令への異動も強要されている。青年労働者は職場で希望も持てないで惰性で仕事している若者が多数いると聞く。会社や組合に見放されて駅など配転になったら会社を辞めたいと思うかも知れないが、辞める勇気があったら何でも我々に相談して貰いたい。動労千葉のHPは既に100万件以上のアクセスがある。
今回の面談で会社の思惑がいかに醜いか十分肌で感じたと思う。共に闘おう。

2008年5月15日

          国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

クルの深度化反対ビラNO.34
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 5月8日動労千葉は「ライフサイクル」の深度化に関する申し入れを千葉支社に対し行った。冒頭我々は今回の提案に関して今まで会社が営業職場で専門職を育てて来ない施策が何で平成採の運転士が犠牲にならなければならない等々今回の提案は本社でも主張した通り「白紙撤回」で計画を直ちに中止する様に申し入れた。会社の回答は「本施策の撤回する考えはない。」の一行のとても冷酷非道な許せない回答を行ってきた。解明要求の中でも東労組革マルが5月1日付け千葉地本の機関紙での内容が総てペテンだった事も判明した。@「駅に異動する時期や勤務箇所」など会社は異動に関しては最終的に「任用の基準に則り取り扱う」A駅業務はホーム業務等に限定する。について千葉支社は今回7駅を考えているが総ての駅に配置する考えは無い。業務は駅の作業ダイヤに沿って行う。(券売機の集金や出札の業務が間に入る場合もある)業務等の「等」が限り無く駅長の判断で総ての業務を指示される仕組みだ。B駅配属期間は原則3年。会社は3年間居たら駅に残ってくれると思っています。慫慂すると言っている。慫慂と称した業務命令が乱発される。今回は支社またがりが無いが次回からは支社またがりで配置する。異動時期については準備出来次第発令する。見習いが試験に合格して暫くしたら今年度中に2回目の異動も考えている。等々許せない発言を支社幹部が繰り返している。東労組役員が繰り返し組合員に説明している内容のペテンの化けの皮が剥がれた団交になった。前号で掲載した東海の異動時の一時金や休日の単価のアップも、支社幹部も把握していた。成田地区の成田駅に関してホーム業務は現在助役が行っているので一般社員の業務の中に作業が入ればライフサイクルの異動駅になる場合があると発言している。我々は無理に駅業務を拡大して運転士から異動は行わないように強く抗議した。本社でも回答があった駅から運転職場に復帰する割合は修正提案では具体的な数字が記載されていないが千葉支社も本社同様「不確実な数字(2割から4割)の中身は不安を与える場合があるので字面を消した。でも中身(2割から4割)は変わらない」と支社も発言している。青年労働者も自分が所属している組合が今、会社から自分達の意思も希望も尊重されなく強行されている現状を静観したり対岸の火事てき発言「俺には関係ないから」をしている組合員に怒りを持って対応して欲しい。「駅には絶対に行かない」と言う強い気持ちを継続して持って欲しい。我々は一人の組合員を守る為にストライキに決起する。

2008年5月9日

          国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

クルの深度化反対ビラNO.33
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 5月7日現在殆どの職場で青年労働者に対し会社に忠誠を誓わせようと踏み絵的に強行された「個人面談」が終了した。「面談調書」と称されたJR東日本と東労組革マルが結託した現場の青年労働者を現実から奈落の底に突き落とす様な劣悪な提案を会社は区長や副区長を使い、本人の意思や希望を無視した面談調書を強制的に書かせた。本人達の意思を認めないで強行された事態が職場で起こった事を同じ職場で働く労働者・先輩として意見を無にする事は出来ないし、絶対許すことは出来ない。個人の主張・権利をも奪われた状態で警察の取り調べ以上に強制的に希望地区・年数等を書かせた事実を青年労働者は絶対忘れてはいけない!白紙提出や黙秘権等、権利すら認めない今のJRに対し激しい憤りを感じる。青年労働者も、普段は笑顔で対応している区長等も上からの命令ひとつで般若の様な顔で青年労働者に迫って強制的に書かせにきた事象を忘れてはならない。普段の笑顔は偽りの笑顔だと今回の面談でつくづく感じたと思う。労働者と資本はお互いの理念が違うのだから一緒にはなれる筈がないのだ。現場でも壮年の分会役員が何も出来ない・しない状態では何の為に毎月高額な組合費を払っているのか意味が無い!個人の意見が尊重されない様な組織への明るい未来は絶対無い。東労組革マルが会社と結託していたと言う事は、現場の労働者の総ての権利を会社に売り渡し、役員の利害が会社と一致しただけである。青年労働者が何も悪い事もしていないに何故強制配転をされないといけないのか。「5年が3年になった」「駅から運転士に復帰は本人が希望したら総て帰れる」「駅に行く時に1号棒アップで生涯賃金がアップする」総てペテンな事がはっきりした。覚書の中にJR東海との比較が出ているが、東海は運転士から駅に異動する場合は一時金として100万円から300万円位まで勤続年数に応じた金額を支払っている。今年の春闘後に休日勤務の単価が100分の135から150に上げられた。こうした東日本に都合の悪い事実を隠蔽して組合員を騙す行為は怒りを持って追求しなければならない。生涯賃金アップ1号棒30歳で1,500円として一時金夏・冬計6ヶ月分として合計27,000円である30年で810,000円である。東海の一時金100万円以上の方が賃金は遥かに条件は良い筈だ。東労組革マルのペテンに青年労働者は悲壮感と脱力感が漂い周りから見ていると何か力になりたいと感じる。我々は一人の為に総力を挙げて決起する。勇気を持って団結して闘いを開始しよう。闘い無くして安全なしである。

2008年5月7日

            国鉄千葉動力車労働組合銚子支部  

クルの深度化反対ビラNO.32
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 会社は現在「個人面談調書」と称して平成採の運転士を個別に個室に呼んで軟禁状態にしてから複数の管理者より希望地区等を書くように強要している。青年労働者の運転士は初めて会社から恫喝を受け戸惑い、何を言って書いて良いのか頭の中はパニック状態になった運転士も居たと聞く。書いた内容を会社は本人が希望した様に見せかけ証拠として退職まで会社に保管される。東労組革マルと結託し青年労働者を駅に送り混もうと巧妙な作為がある事がはっきりした。こんな事で自分の人生を東労組革マルに変えられてしまって良いのだろうか。否、こんな面談調書は全員で白紙提出をしてしまったら困るのは会社と革マルの方である。東労組革マルは組合側から平成採に対し個人情報の「ローン等」いくらあるか、など書かれている「自己申告書」を組合員に書かせ弱みを握り何がなんでも駅に送ろうとしている。個人的な弱みに付け込んで相手を屈服させ革マルの意のままに操ろうとする手段はJRで働く労働者なら十分判っている筈だ。同じ事を青年労働者にも何気なく行おうとしている許せない行為である。水戸の方では勝田運輸区分会で、運転士に対し会社の個人面談実施前の4月24日と25日に緊急の職場集会を開催した。組合役員が会社の提示した駅の地区別等を組合で人選など決めて、今までの様に仕切って会社に恩を売ろうとした事が判明した。中身は許せない事に平成採の役員は総て自宅の近くの水戸駅やいわき駅・土浦駅に希望を出し他の平成採組合員へは支社またぎの松戸辺りしか枠が無い様な話をした模様である。役員だけが恩恵を受ける構図で押し切ろうとしたが集会に参加していた組合員からは怒りの声が噴出し1時間で終わらせようとした集会は誰も帰る組合員が居なく3時間以上も組合員からの不満などが噴出し、役員VS組合員の対立が表面化したようだ。千葉では現在(4月30日)に至っても職場集会を開く様子すら無い。役員の怠慢以外何物でもない!乗務員詰所に役員が居ても何かよそよそしい態度で青年労働者への会話を避けている様に見えるのは何故だろう!本当に困った時に側に居て役員として先輩としてアドバイス的な発言も出来ない位、腐れ切ってしまったのか。 青年労働者の皆さん。これが現実です。本当に困った時に何も出来ない労組役員が多数居る事を良く判ったと思う。分割・民営化の時も3人に1人が首になると言われた時に敵前逃亡したのが革マルです。我々は胸を張って言いたい「総ての労働者が団結し面談調書を白紙提出しよう」動労千葉と共に闘おう!

2008年4月30日

          国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

ライフサイクルの深度化反対ビラNO.31
ライフサイクルの深度化提案を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 平成採運転士全員に対し現在会社が「ライフサイクルの深度化に関する面談調書」と称した暴挙で青年労働者全員を運転職場から駅に追い出そうと差別・選別を行おうとしている。いち早く妥結した国鉄採用の東労組役員は沈黙し他人事の様な顔をしている。その反面青年労働者は疑心暗鬼に満ちた異様な雰囲気で職場も、いつ大事故が起きてもおかしく無い状況である。青年労働者は夢にも思わなかった現実を直視するとJR東労組革マルへの憎しみに似た怨念が若者の心から生まれようとしている。何も知らず希望を持って電車の運転士を目指しJRに入って、自分が所属する組合が会社と長年の結託体制で現場の労働者を犠牲にする事で、お互いの利害関係が構築されていた関係が音を立てて崩壊しようとしている。会社は西日本のよう御用組合を創ろうと躍起になり次から次と攻撃を仕掛けてくる。今、労働者として目の前の壁を乗り越えないで蛸壺に入る事などは出来ない。行動を起こさなかったら虫けらの如く扱われ労働者としての誇りやプライドなど持てない職場になってしまう。何も言えない職場ばかりになり自分達の子どもや孫たちが社会人になった時に同じ様な攻撃が吹き荒れる職場ばかり・・・何と言って説明すれば良いのだろうか。今回の「面談調書」は明らかに「本人の意思を確認した承諾書だ」会社に提出したら総ては本人希望となってしまう。こんな凄まじい攻撃が予想される事が判っているのに何もしないで、しっかりした指示も出せない東労組等は組合員から見放されても仕方ない!6月7月と昇進・昇格・助役試験と本人の意思とは関係なく会社からの強要で試験を受けさせられる青年労働者も居るだろう。助役試験を受けても駅に助役で発令される事は火を見るより明らかである。会社のロボットとして一生過ごして行くか、胸を張って労働者として誇りを持って生きて行くか、180°違う選択である。「迷ったら男なら左に行け」と中野動労千葉前委員長は話す。正にその通りである。1987年の国鉄分割・民営化で2波のストライキで立ち向かい40名の被解雇者を出しながらも屈しづ闘いを継続して会社と妥協なき対応で対峙している。我々は仲間を信じ仲間を裏切らない労働者として、ここまで来た。来年3月30日で動労革マルから分離独立して30年目を迎える。動労千葉の過去の映像や写真は「動労千葉を支援する会のHP」に掲載されています。是非青年労働者に真実を見て欲しい。1人では会社に反逆出来ないから労働組合があり団結する事が出来る。悩んでいないで行動に起とう!

2008年4月29日

         国鉄千葉動力車労働組合銚子支部


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