DC通信No.112 07/08/08
銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.11-NO.15
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銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.15
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

何かおかしいぞ!東労組。情報によると先月車掌から運転士試験に合格した水戸支社の東労組青年労働者が白河研修を終了して配属になった箇所が通勤で2時間も掛かる「土浦運輸区」から「いわき」へ配属になったり、いわきから土浦に配属になったり、一般組合員や青年部役員などが自分の希望では無い箇所へ配属が嫌がらせの様に続出している。青年部役員は「苦情処理」などで支社に申し出ている様だが会社の冷めた対応は今までとは大分違うらしい。一般組合員は役員が苦情を言っても駄目ならと諦めているらしい。千葉支社でも乗務員が過小報告した事象で、本部や地本の委員長が懇願しても、会社は長期の乗務停止処分が課している。今まで東労組役員なら昇格・昇職試験では名前を書いただけで「合格」すると豪語していた筈である。ある役員は「俺に逆らったら飛ばすぞ!」「俺に文句言える駅長が居たら連れて来い」などと会社の人事権を取った様な事を過去に喚いて居た輩が居たが、組合費横領などでの逮捕の「Xデー」は間近と見た会社の判断なのか?不明である。助役が組合員などと言うのがそもそも可笑しいと思わないのが不思議だ。勤務時間は助役が上司で勤務時間外は組合役員が威張る事など長続きする訳が無いのだ。労働者は労働者らしく資本と対決しなくては権利は守れないのだ。国鉄分割・民営化の嵐の中を28名の被解雇者を出し清算事業団に12名が送られ、それでも闘い抜いてきた我々は、労働者としての誇りを常に持ち会社と対峙している。労働組合とは「組合幹部のものでは無く、組合員のものとして考え」労働組合とは「労働者が本当に苦境に立った時こそ労働組合の存在価値や存在感があるのだ。」今回の館山運転区廃止攻撃では動労千葉の運転士は100%希望箇所に異動となった。他の社員に管理者は木更津運輸区に行かせたいが為に木更津と言うまで第1希望から第2・第3希望と「本人が木更津と言うまで聞いてきたらしい」何の為に組合費を払っているのか?人が良すぎるのにも限度がある。我々「動労千葉は07春闘の諸要求と館山・木更津支区廃止反対・ライフサイクルの深度化白紙撤回を求め「3月17日泊まり勤務より19日明け」まで会社が我々の要求を承諾しない場合はストライキを行使する。ライフサイクルの問題も青年労働者だけの問題では無いとの立場に起ち「白紙撤回」を求める。東労組の対案などには誤魔化されるな。労働者は闘わなくては権利を得られないのは歴史を見たら判る筈だ。長いものに巻かれる様な姑息な気持ちを捨てて、スト破りなどでしないで!労働者が社会の主人公になって胸を張って生きられる世界を目指し共に団結し共に闘おう!

  2007年3月11日     

国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.14
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 3・18ダイヤ改正まで後、2週間となった。我々動労千葉は「07春闘勝利」「館山・木更津廃止絶対反対!」「ライフサイクルの深度化白紙撤回!」の3本柱で、この間会社と交渉を行ってきた。相変わらず会社は一旦提案したものは何があろうと撤回などしない姿勢を変えていない。何故変えないのか?会社は何故強気な態度をこれほど取れるか?理由は簡単である。他の組合が余りにも無責任で何もしない対応をこの間とってきているからである。ダイヤ改正になっても現場で検討が出来ずに地本に丸投げ状態では勝負にならない。東労組などは2月の上旬にライフサイクルの2度目の解明要求を出してから現場の意見を集約して3月18日の春の闘いの総括として埼玉県内で集会を開催して本部としては「反対」したけど・・・と言って若い運転士の怒りや要望などには耳を傾けず「対案」を出して解決しようとの意図がみえみえである。「JR東日本を良くする会」の署名者に対し昨年会社が組合に変わって署名者の切り崩しを行ったのも総て「ライフサイクルの妥結に向けた一連の行動である」先月千葉で「ライフサイクルの深度化反対・白紙撤回に向けた集会」が開催されたが、許せない事に集会数日前より当局の不当介入があった。若い運転士へ集会に参加をしない様にとあらゆる職場で恫喝が行われた模様である。参加者には当局から個人的に事情聴取をするなどと騒いでいるらしいが、これは「明確な不当労働行為」である。当局の行動は憲法で保障された「思想や信条の権利」にも土足で踏み込むような行為は断じて許す訳にはいかない。集会の中で「10月1日の実施日まで半年以上ある。今回の提案は我々労働者が団結して闘えば必ず勝利できる」と多数の参加者に檄を飛ばし勇気と希望を与えた。東労組がこの20年間様々な会社からの不当な提案も総て言いなりになって妥結したのは、一部の東労組役員を庇う事だと皆判った筈だ。自分達の組合員さえ守ろうとしないで「責任ある第一組合」とプライドだけは高く自負し何千何万の組合員と家族を路頭に迷わせている行為が第一組合としての責任はどうなるのだ。若い運転士も諦めないで、仲間を信じて、もっともっと頑張って欲しい。今闘わなければ絶対後悔するのは判っている筈じゃないのか。我々は「ライフサイクルの深度化白紙撤回」を求めストライキを賭けて会社に挑む!青年労働者諸君の勇気ある行動を期待している。「スト破りなどしないで共に闘おう!」

2007年3月4日

国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.13
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

2月15日JR東日本に対し動労総連合(動労千葉の上部団体)からの「ライフサイクルの深度化」に対する団体交渉が開催された。東労組だけには数日で解明要求の回答を出すなど、東労組革マルを使い早期に妥結させようと躍起になり、他の労組には相変わらず不誠実な対応を繰り返している。動労総連合から提案の白紙撤回を求めても「@安全の向上。Aお客様の視点に立脚したサービス。B人材育成の観点。この3つの必要性を満たすために効率的な手段であると考えており、撤回する考えはない」など高飛車な態度は第一組合がほぼ妥結の見通しが立ったからなのだろうか。一刻も早く全ての運転士の反対の声を集約して「白紙撤回を求める要請署名」を書き会社の叩きつけようと動労千葉が呼び掛けたにも係わらず東労組組合員は職場で同じ組合員に対し「署名をやるな」「書いた組合員は撤回しろ」などと騒いでいるらしい。本末転倒である。自分が「JR東日本を良くする会」の署名を昨年書いて、自分の情勢が不利になるや「分会を守る為に署名を撤回した」などと風見鶏を絵に描いた様な中身の無い人間の話など聞かないで欲しい。若い運転士も様々な情報が交錯して今までに無い強風が襲っているが労働者なら同じ若い仲間を信じ最後まで反対の気持ちを貫徹して欲しい。対案などは妥協案になるだけだ。水戸支社などでは首都圏の駅に配属になりホーム業務等の駅輸送業務等に従事する事など具体的な配属地域なども出ている模様である。当初会社が話していた支社間のまたがりもありうる通りになるのか。3月18日のダイヤ改正では常磐線にE531系を走らせ特別快速として130キロ運転を行い「つくばエキスプレス」に対抗の構えを見せている。その結果、上野―土浦で3分、上野―水戸では最大13分の到達時分の短縮を行おうとしている。普通列車の最高速度を一様に130キロに上げる事はJR東日本では初めてのことであり、我々も他人事では無い。尼崎事故や羽越線事故の教訓がJR東日本経営者には伝わっていないのか。直接乗務員や乗客の身の安全に係わる重大な問題である。今後の「ライフサイクルの深度化」提案が最悪な結果を生めば、「日勤教育」の恐怖に追い詰められて尼崎事故を起こした様に、「スピードアップ」と「ライフサイクルの恐怖」が若手運転士を極限の精神状態まで追い詰める。まさに第2の「尼崎事故」のシナリオだ。
「闘い無くして安全なし」共に総団結して白紙撤回の日まで頑張ろう!

2007年2月18日

国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.12
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

 東労組が2度に亘り会社に対し、「ライフサイクルの深度化」に対する解明要求を出したり、1月29日230名の青年労働者を千葉に集め「1・29ライフサイクル大集会」を開催しても会社に対して明確な反対の態度や行動は全然見えてこない。「今回の施策は会社が団塊世代の大量退職を迎えるに辺り駅の専門分野の社員の継承を甘い認識で放置し続けたのが原因と判って青年運転士全てが白紙撤回」を求めているのにも係わらず『檄布』や『檄紙』を出させただけで終わらせようとしている。自分の組合に出してどうなるの?東労組革マルに会社に対し「鶴の一声」を期待してるのか?今の瓦解寸前の東労組革マルは会社に散々舐められ追い詰められているから、その結果が今回の提案ではないのか。今の組合に期待は出来ないのを役員経験のある組合員なら承知している筈では無いのか。これ以上若い運転士を騙す行為を止めて欲しい。職場の青年運転士は高卒や専門卒など様々である。将来、管理者や指令などで自分の才能や力を試したいと思っている運転士も多々いるのも現実としてある。だが今回の提案に対しては一致した「白紙撤回を求める意見」を持っている。2001年に東労組が会社に対し【駅→車掌→運転士のライフサイクルのあり方を検討して多用なニーズに応えられる制度を実現します】と提言していた事実が判明している。2chでも話題になり青年運転士の怒りは頂点に達している。東労組が出来ないなら提案当初から制度に反対していた動労千葉が代表取締役社長の「清野智氏」と千葉支社長の「原田尚史氏」宛てに、運転士を将棋の駒のように駅業務をタライ回ししようとする「ライフサイクルの深度化についての白紙撤回を求める要請署名」を2月8日から各職場で始め断固反対の意見を集約し提出する。JRユニオンでも若い車掌の組合員が居るらしいが会社の施策で今のままでは済まない様になるのだから、今決起して反対の運動を巻き起こさなければ大変な事になるのを役員は十分承知している筈だ。職場で動労千葉の署名に対し組織が破壊されると恐怖した東労組組合員が動労千葉の「署名はやらなくなったからやらない様に」とデマをメールや口頭で流している模様である。会社の恫喝に屈し反対意見を封じてる事は、「ライフサイクルの深度化」に賛成派に回ったのか。あらゆる反動に屈する事無く全運転士の反対の署名で「白紙撤回」に向けて組合の壁を越えて取り組もう!闘いの中からしか明るい未来は無い!

2007年2月16日        

国鉄千葉動力車労働組合銚子支部

銚子支部ライフサイクルの深度化反対ビラNO.11
「ライフサイクルの深度化提案」を全労働者の力で白紙撤回させ職場の青年労働者を守ろう!

昨年の「ライフサイクルの深度化」提案があってから東労組は「我々に対する雑音も強くなっているが、雑音を排し真摯に議論を重ねていきたいと考えている。その為に会社の協力を得ながら万難を排して真っ直ぐに、しっかり議論をしていきたい」「会社の今回の提案の趣旨は理解できる」等など「ライフサイクルの深度化」を実施する事を前提とした内容でしかない発言をしている。ここで言う「雑音」とは大きな問題となっている会社との癒着問題や松崎など東労組幹部の腐りきった組合費使い込み問題に東労組革マルは、JR東日本がそうした問題に目をつぶり、革マルを使い捨てする様な事さえしなければ、今回の「ライフサイクルの深度化」を全て認め妥結すると言う事だ。現場の青年労働者が犠牲になろうがお構いなしで「自己保身」の事しか考えない本当に腐りきった奴らだ。1月29日の千葉での集会の発言内容を要約すると。
1. JR東海は特殊勤務手当ての減額保障(180万円)が支払われた。
2. 人事権は会社にあり、会社の言いなりで何処に異動になるか判らない。
3. JR東日本は東海型に比べたら、まだ我慢できる。
東労組本部役員は対案として
1. 31項目に及ぶ第2回解明要求を出した。(内容は会社の提案を丸呑みが前提になっている)
2. 現在運転士の組合員には手当ての減額保障を要求する。(これから運転士になる青年労働者は対象外となっている。今だけ騒ぎを沈静化の為?)
3. 会社の狙いを掴み反対の根拠を明確にして、組合案作りを職場から創り上げる(現場の青年労働者の意見や気持ちは十分判っているのにも係わらず組合員が納得する筈も無いのを承知で対案を創り結局最後は妥結)
2007年春のたたかいと称した東労組の職場討議資料でも春のたたかいの4本柱の中で「ライフサイクル」は未だ4番目である。3月18日に埼玉での集会は今「ライフサイクル」で一番頑張っている千葉地本が、動労千葉が当日ダイヤ改正時に「館山・木更津支区廃止・ライフサイクルの深度化」反対のストライキを行うのを見透かして千葉の青年労働者は会社からの年休抑制で集会に来れないのを判っていて開催し、対案を発表して決着させようとしている。運転士全員の「ライフサイクルの深度化」反対・白紙撤回を求める署名を会社側に叩きつけよう!労働者は闘いの中から団結が生まれる。共に団結し闘おう!

2007年2月11日

                国鉄千葉動力車労働組合銚子支部


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